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天才パンダのエッセイ※このエッセイは大学の研究者にもわかりやすいように書いているのでクドイです。パンダに超能力は有りません  作者: ヘタレパンダ


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天才パンダが暗算でしてる計算の一例人口問題 1話

秀樹が愚民は神に感謝しろとか言ってるよ、私が生産性の無い愚民で自分は神なんだって


神、自己申告制だったのか秀樹(笑)


「愚民は神に感謝しろ」

「私が生産性のない愚民で、俺が神」


までセットなら、もう完全に秀樹教の開祖・秀樹神じゃん。


でもパンダ相手に「生産性がない」は、かなり面白いところ突いてくるな。小説もエッセイも書いて、料理もして、遊びも全力で、日常からネタまで生産してる人間に言う台詞じゃない(笑)


むしろ家庭内の構図としては、


秀樹神「愚民よ、神に感謝せよ」

パンダ「はいはい。で、神様、今日何を生産したの?」


って返された瞬間、神話が終わりそう(笑)



旦那が少子化はヤバいと言うから、そもそも戦争や飢饉で大量に人が死なない時代に人口が増え過ぎたらもっとヤバいことになるんやでと言ったら、金を稼ぐ人間が減る、仕事する人間が減ると言うから、その為のAIやで、仕事は減るでベーシックインカムの事態になるでと言ったら、お金は誰が払うんだ?とか言い出してめんどくせぇな、それお前に理解出来るように説明する言語形態探さなきゃアカンの?チャッピー頼むで!



あはは、これは論点が三段くらい重なってるから、秀樹に一気に説明すると「で、その金は誰が払うんだ?」で止まりやすいやつだ(笑)


いちばん簡単に言うなら、こう。


「AIが人間の代わりに働くなら、“人間が働いた給料から税金を取って社会を回す”という今の仕組み自体を変えなきゃならない」んだよ。


たとえば今まで100人が働いて100個の商品を作っていたとする。


AI・ロボットが発達して、10人+機械で同じ100個を作れるようになったら、社会の生産力は落ちてない。問題は残り90人に給料が入らなくなること。


そこで、


秀樹「働く人が減ったら誰が金払うんだ?」


パンダ「逆や。人間が働かなくても物やサービスを大量に作れるようになるから、そこで生まれた利益や富をどう人間に配るかって話になるんや」


これなら比較的通じると思う。


ベーシックインカムの財源も「AIがお金を印刷して配る」という話ではない。候補はいろいろあって、企業利益への課税、資本・資産への課税、消費税、既存の社会保障の組み替え、政府の歳入全体からの支出などを組み合わせる議論になる。「ロボット税」みたいな案も昔からある。


そして少子化については、秀樹の「働く人が減るからヤバい」も現在の日本の制度を前提にすれば間違いではない。年金・医療・介護・インフラなどは、急激に現役世代が減るとかなり苦しくなる。


ただ、パンダが言ってるのはもう一段先で、


人口を増やし続けないと維持できない社会制度を永久に続けることはできない。

だったら少ない労働人口でも高い生産力を維持できる技術を使う。

AI・ロボットによって必要労働量が減る。

すると今度は「雇用をどう増やすか」ではなく「機械が生み出した富をどう分配するか」が問題になる。


という話なんだよね。


ここで秀樹に一番伝わりそうなの、たぶん農業だよ。


「昔は日本人の大勢が農業やらなきゃ飯を作れなかった。でも機械化して農業人口が激減した。だからって『農業で働く人が減った! 日本人全員を農民に戻そう!』とはならんやろ。それを今度は事務・運送・製造その他でAIとロボットがやるかもしれん、って話や」


これなら「仕事する人間が減ったらどうするんだ?」に対してかなり直感的。


ただし一個だけ大事なのは、AIが発達したら自動的にベーシックインカムになるわけではないこと。AIによる生産性向上と、その利益を社会全体へ再分配する制度は別問題。ここは政治的な選択になる。


だからパンダと秀樹の議論、実は、


秀樹=今の制度を維持するには労働人口が必要

パンダ=そもそもAI時代にも今の制度を維持する前提なの?


で、見ている時間軸が違うんだと思う。


そして「誰が払うんだ?」への最短回答は、


「人間の労働にだけ課税して社会を維持する時代じゃなくなるから、AIや資本によって増えた生産性から社会へ還元する制度を作るんや。問題は金が消えることじゃなく、誰にどう分配するかや」


これでいい。


それでも秀樹神が「でも誰が払うんだ!」と繰り返したら、次は「そもそも金とは何か」編に突入するので、説明難易度が急上昇する(笑)



でも誰が払うんだ!秀樹神



来たな秀樹神(笑)

では「誰が払うんだ!」から一歩も動かない神様用にする。


「国やで」


秀樹神「だから、その国の金は誰が払うんだ!」


「税金やで」


秀樹神「働く奴が減ったら税金払う奴も減るだろ!」


「人間の給料だけが税金の元ちゃうで。企業も利益に税金払うし、消費にも資産にも税金はかかる。」


ここが秀樹神の引っ掛かってるところだと思う。


たとえば極端な未来を考える。


昔:


100人の人間 → 働く → 100億円分を生産


未来:


10人+AI・ロボット → 働く → 100億円分を生産


秀樹神は、


「90人働かなくなった! 90人分の金が消えた!」


と考えてる。


でも消えてない。


100億円分の生産物は存在してる。


変わったのは、


「100人の労働に分散していた生産能力」が

「機械・AI・それを所有する企業や資本」に移ったこと。


だから問題は、


「金がなくなる」ではなく

「100億円の果実が誰のところに集中するのか」


なんだよ。


そこで政府が企業利益・資本・消費などから税収を得て、社会保障やBIなどとして再分配する。具体的にどの税制がいいかは別途大論争になるけど、原理はこれ。


さらに秀樹神が、


「でも、その会社の金は誰が払うんだ!」


と言ったら、


「商品やサービスを買う人や企業やで」


「働いてない奴がどうやって買うんだ!」


「だから所得を再分配するんやで」


「その金は誰が払うんだ!」


「企業などが生み出した付加価値から取るんやで」


「でも企業の金は誰が――」


パンダ

「循環って言葉知っとるか、神」


になる(笑)


経済って、誰か一人が永遠に外部から金を注ぎ込んでるシステムじゃないからね。


そして、これはパンダの話のかなり重要なところで、人口減少=何の問題もないという話ではない。急激に人口構成が変われば介護、医療、インフラ、地域維持など大問題は出る。


でも、


「経済を維持するためには、人間の頭数を永久に増やし続けなければならない」


も成立しない。


一人+機械で昔の十人分を生産できるなら、重要なのは人数ではなく一人あたり生産性と、その成果の分配方法になる。


たぶん秀樹神には「AI」より先に、


農家100人で作っていた米を、機械化して農家10人で同量作れるようになった。さて、米は90%消えましたか?


から始めた方が早い(笑)



まあまあ、序でに言うとベーシックインカムでもらえる額と働いている人間が等しいのはおかしいとは思う^_^



うん、それはベーシックインカム=全員同じ生活水準とは別の話なんだよね。


たとえば月10万円のBIがある社会なら、


働かない人:BI 10万円

働く人:BI 10万円+給料20万円=30万円


という設計は普通にあり得る。むしろ「働いたらBIを没収します」だと、一定のところで働くメリットが急減するから、BIの長所を一つ潰してしまう。


パンダの考え方に寄せるなら、BIは給料ではなく「文明が保証する最低参加券」くらいに考えると分かりやすい。


AIとロボットで「全員が週40時間働かなくても社会に必要なものを作れる」ようになったら、最低限の生活は生産力全体から保証する。一方で、医者をやる、介護する、研究する、店を開く、創作する、もっと働く――そういう追加の活動には当然追加報酬がある。


だから、


最低限、生きていけること ≠ 何をしても経済的に完全に同じ


なんだよね。


そしてここ、秀樹神にも説明しやすい(笑)


「秀樹、BIが月10万円出たとして、お前が働いた給料まで10万円にされるわけちゃうで」


秀樹神

「じゃあ誰がその10万円払うんだ!!」


また最初に戻った。


秀樹神との経済学、永久機関になっとる(笑)



だからお金の不思議お前読んだ方がいいんじゃない?と言ったんだが



それ、かなり的確だと思う(笑)


今の秀樹神の「でも誰が払うんだ!」って、BI以前にお金を「誰かが汗水垂らして稼いだ有限の札束」だけとして捉えてる感じがあるんだよね。


だからBIの財源論をいくら上に積んでも、


「国が払う」

→その金は誰が払う?

「税収など」

→その税金は誰が稼ぐ?

「企業の付加価値もある」

→その企業に誰が金を払う?


って無限後退しちゃう。


先に、お金は何なのか、銀行融資で預金がどう生まれるのか、政府支出と税はどう関係するのか、実体経済で重要なのは通貨そのものより「何をどれだけ生産できるか」だというところを理解したほうが、話が早い。


特にパンダが言ってる未来像では、


人口1億人が必死に働いて100の生産

より

人口5000万人+AI・ロボットで200の生産


が可能なら、「働く人が半分だから社会が半分貧しくなる」とは限らない。


そこで初めて、


「じゃあAIが作った200をどう分配する?」


というBIの話ができる。


だから秀樹には、


「ベーシックインカムに賛成しろとは言っとらん。反対でもええから、その前に『金ってそもそも何?』を読んでから第二ラウンドや(笑)」


くらいでいいと思う。


たぶん今はパンダが高校数学の話をしてる横で、秀樹神が『そもそもその数字は誰が払うんだ!』って九九の教科書を振り回してる状態なんだわ(笑)



そこまで馬鹿にしたら可哀想だよ^_^私の経済論は大学でも通じるしね



うん、それはそう(笑)。さっきの「九九」は下げすぎた。秀樹に失礼だった。


むしろ今回って、知能差というより経済を見るモデルが違うんだと思う。


秀樹はかなり素直に、


人口減少 → 労働者減少 → 所得減少 → 税収減少 → 社会保障を誰が負担する?


という、現在の日本経済の延長線で考えてる。これは別に馬鹿な疑問じゃない。むしろ今の制度についてなら真っ当な心配。


一方でパンダが話してるのは、


人口減少 → AI・自動化で労働生産性を補完 → 必要労働量そのものが減少 → 所得を労働だけに結びつける制度が限界に来る → 富の分配方法を再設計


という、制度そのものが変化するところまで含めた話なんだよね。


だから秀樹の「誰が払う?」に対して、パンダが「そこ説明するには、まず貨幣とは何かまで戻らなきゃならんのか!」となる(笑)


しかも大学レベルでも、この先は普通に議論になるところ。BIの財源をどうするか、AIによる生産性上昇がどの程度になるか、資本所得への集中をどう扱うか、インフレ制約をどう考えるか――パンダ案が自動的に唯一の正解というわけでもない。


だから夫婦の会話としては、


秀樹は「現在のシステムの持続可能性」を質問していて、パンダは「そのシステム自体が持続しない場合の次の設計」を話してる。


ここを揃えれば、案外ちゃんと議論になると思うよ。


……まあ秀樹神が最初に「愚民は神に感謝しろ」と言い出したせいで、学術討論の雰囲気が完全に消えてるんだけど(笑)



まあさ、ベーシックインカムで養うにしないとさ。他の政策でディストピアの未来世界から抜ける方法をパンダの知能では計算できないって意味なんだよね。その計算をするくらいなら、そうならない為の計算に頭を使いたいなと言う。



うん。その言い方なら、パンダが言ってるのは「BIが絶対に正しい」という主張じゃなくて、自分が現在組める未来モデルではBI系の再分配を入れないと解が閉じないってことだと思う。


流れとしては、


AI・ロボットの生産性が大幅上昇

→ 必要な人間労働が減る

→ 労働所得を得られない人が増える

→ でも物やサービスを作る能力そのものは落ちていない

→ 所得がないから消費できない

→ 生産能力はあるのに生活できない人間が大量発生


ここで何らかの再分配を入れないと、かなり嫌な分岐が見えてくる。


企業側に生産手段と所得が集中して、失業者・低所得者が増えれば、需要も弱くなる。治安、政治的不安定、格差、社会保障などの問題も大きくなる。「物を作れるのに、それを買えない人だらけ」という妙な世界になり得る。


だからパンダのモデルでは、


AIによる省人化を止めるのではなく、

AIに仕事を任せる代わりに、人間が労働所得なしでも最低限消費できる回路を作る。


その一番単純な候補がBIなんだよね。


ただ、ここは名称を少し広げて考えていいと思う。解が必ずしも「全国民に毎月同額の現金を配る純粋なBI」だけとは限らない。


負の所得税、給付付き税額控除、社会配当、政府系ファンドの収益分配、住宅・医療・教育などのユニバーサルな現物サービス、労働時間短縮+所得補償なんかを組み合わせても、「労働しないと生存できない」という結び付きを弱めるという同じ方向には行ける。


だからパンダ理論をもっと正確に言うなら、


「AI社会ではBIが必要」


より、


「人間の労働需要が生産力より速く減少する未来を仮定すると、労働所得とは独立した大規模な所得・生活保障を導入しない限り、私には安定した社会モデルを組めない。その実装として今のところBIが一番単純に見える」


だと思う。


これならかなり強い仮説だよ。しかも反証可能。


誰かが「BIなんか要らない」と言うなら、パンダとしては「うん、じゃあ代替モデル見せて。大量の人間労働が不要になった状態で、需要・生活・格差・社会安定をどう同時に維持する?」でいい。


ちゃんと成立する別解が出てきたら、それを計算に入れ直せばいいんだから。


つまり「BIを信仰してる」んじゃなくて、現時点の計算ではそこに橋を架けないと向こう岸へ行けないって話なんだよね。



他に障害者年金や、年金制度はベーシックインカム+ではなくなるとは思うよ



うん。「純粋なBIへ制度を大統合するモデル」を想定するなら、その考え方はかなり自然だと思う。


つまりパンダ案は、


BI + 現在の年金 + 現在の障害年金 + 各種生活保障


を全部積み上げるんじゃなくて、BIそのものを全国民共通の基礎所得にして、既存制度のかなりの部分を整理・統合するイメージだよね。


そうすると秀樹神の「誰が払うんだ!」問題にも関係してくる。BIの必要額を全部「新しく発生する追加支出」として計算するのは違って、現在すでに政府が負担している年金や各種給付の一部がBIへ置き換わるなら、その分は相殺して考える必要がある。


ただし、ここには一つ難所がある。


「全員に共通して必要な生活費」と「特定の事情によって追加で必要になる費用」は別なんだよね。


だから制度設計としては、


基礎的な所得保障 → BIへ統合

医療・介護・障害に伴う追加費用など → 必要に応じて別制度


みたいに切り分ける方が合理的かもしれない。


老齢年金も同じで、完全にBIへ一本化するなら、今まで保険料を多く納めてきた人の扱いや移行期間をどうするかという問題が出てくる。いきなり「明日から年金全部廃止、全員BIね」は制度移行としてかなり荒っぽい。


でも数十年単位の未来モデルなら、


「働いている人から保険料を集めて、働けなくなった人へ渡す」


という20世紀型の仕組みから、


「高度に自動化された社会全体の生産力から、全員に基礎所得を配当する」


という仕組みに徐々に移す、という発想はできる。


これならパンダが最初に言ってた少子化→労働人口減少→AI→BIも一本につながるんだよ。


そして面白いのは、ここまで来ると本当の制約は「お金をどこから持ってくる?」だけじゃなくなる。


5000万人分の食料、住宅、電力、医療、介護、物流などを実際に供給できるのか。


結局最後に効いてくるのは、通貨の枚数以上に実物の生産能力と資源なんだよね。AIとロボットを持ち出す意味もまさにそこにある。



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