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Zakkan  作者: 波暮
26/27

宇宙の話をしよう

宇宙の話をしてくれよ、兄弟


青い空を見上げていると

いつも思うんだ


僕が眺めているのは

空なのか、宇宙なのか


薄っぺらい膜はもう見飽きたんだ


地球は青かった、なんて

決まり文句を吐くよりも


見果てることのない

星々の海が見たい


宇宙の話をしよう、兄弟


指先が凍るような冬の早朝に

日のいずる前の払暁に


薄いインスタントコーヒーを淹れ

生白い煙草に火をつけて


広大で深遠な魅力に満ちた

惑星外の御伽噺を語ろうか


だってそれは尽きることがない


有限の地表も掘り尽くして

水底の澱を網で獲り尽くしても


青い重力圏の檻の向こうは

未知と神秘だ


宇宙の話をしよう、兄弟


どこにでも行ける切符を買って

食べきれないつまみと酒を買い込んで


訪れたことのない国で

まだ会ったことのない人と


飽きることなく

尽きることなく


宇宙の話をしよう

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