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魔術師の功罪  作者: 尚文産商堂


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第70話

「専門的な話はやめるけども、それぐらい離れていれば、大概は大丈夫だ」

 緒方が二人に話す。

「分かりました、では指示通りにしますね」

 少なくともちゃんとした国家資格を持つ魔術師にそう言われれば、一般人が反論することは難しい。それで根来が緒方へと返事をして、それで納得したということを示した。

「全員、進むぞ」

 班長が指示を出しているのが、4人にも聞こえる。開門をするように指示を出すと、すぐに目の前にあった頑丈なコンクリート製の門が、左右に軋みつつ開いた。

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