↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
高校の図書室の閉架書庫で見つけた魔導書にはR15な魔法しか載ってない?!  作者: あーる72


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

4/13

第1話【森崎千紗_尿意を操る魔法】③ ★★☆

パンツがピッタリと張り付いた局部を観察しながら、雑巾で水たまりを拭く。

他人の尿を触るのは初めての経験だったので、手をつける時、一瞬躊躇ったが思い切って触れる。


「あったかい」


ほのかに黄色いその水たまりは、微熱の時のような熱を持っていた。

その熱を持つ液体を雑巾にしっかりと吸い込ませてバケツに絞る。


ジャァァァァ


集められたおしっこが勢いよくバケツを叩く音が、静かな図書室に響く。


「ごめんなさい」


パンツ丸出しでうずくまる女子生徒が、消えいりそうな声で呟く。


「気にしないでください」


僕は、さっき大声を出したことを挽回する為、努めて平静な声で答える。こぼした水を拭いているかのように。

彼女が、自分のおしっこを黙々と拭いている見知らぬ男子生徒という僕の存在に違和感を抱かないように、今この行為が当たり前のものだという顔をして黙々と掃除を進める。


「それよりも、そんな格好だと本当に風邪をひいてしまいますよ。

 あそこの本棚の陰なら死角なので、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()


掃除をしながら僕がそう提案すると、うずくまっていた女子生徒は慌てて立ち上がった。


「そ、そうだよね。ご親切にありがとう」


そういうと、丸出しのパンツを振りながら本棚の陰に移動した。

その様子を見ながら僕のムクムクはさらに元気になる。まさかこんなに上手くいくなんて。


僕は席を立つ際に使ったもう一つの魔法のを思い出す。


【多少無茶な理屈でも言いくるめる魔法】


森崎先輩のような気の弱そうな子には効果のありそうな魔法だと思っていたが、ここまで思い通りの行動をしてくれるとは嬉しい誤算だ。

僕はあくまでも提案をしているだけで、最終決定を下しているのが本人だということも、僕好みなシチュエーションだ。


僕は笑みを抑えながら彼女の移動した先をみつめる。森崎先輩の移動した先は、確かに本棚の陰で死角になっている。

だがそれは、彼女の目線の高さの棚だけ。

本棚の下側、彼女の下半身のあたりには今、本が入っていない。その本棚は背板がないタイプのもの。


するとどうなる?


僕の目線からは、彼女の下半身だけが丸見えになる。

森崎先輩はそのことに気がついていないのか。気が付いていてもそれどころではないのか分からないが、本棚の陰に隠れると急いでパンツを脱ぎ出した。

濡れたパンツは脱ぎづらいのだろう。

半脱ぎの状態で四苦八苦しながら、なんとか脱ぎ切る。

僕はその一部始終を目に納める。


初めて目にする女性のその部分に目を奪われ、脳は沸騰し、今にも鼻血が吹き出しそうだ。

森崎先輩は、僕の目線に気付かず靴下と上履きも脱ぎ、下半身は生まれたままの姿になった。


普段服を着て生活している空間で半裸になる事に羞恥心を覚えたのだろうか?僕から隠れているはずだと思っていても、両手で局部を隠している。

森崎先輩は、その姿勢のままモジモジと体を捩る。


「あ、あの」


「あ、もう少しで拭き終わりますよ」


「ありがとうございます。

 でも、そうではなくて……」


本棚のせいで顔は見えないが、真っ赤に赤面していることがわかる声で、森崎先輩は言う。


「私、服を脱いだはいいんですけど、着替えがなくて」


「ああ、それは大変ですね」


着替えのことを考えずに服を脱ぐなんて、魔法が効いているのか、それともこの人が特別おっちょこちょいなのか分からない。


「じゃあ僕のジャージをお貸ししますよ」


今日は初めから閉架書庫を捜索するつもりだったので念のためジャージも持って来ていた。結局使わなかったが、こんなところで役に立つとは。


だが、ただ貸すのではもったいない。

僕はまた内心ほくそ笑みながら、平静を装った声で告げる。


「僕の鞄に入ってます。今手が離せないんで、()()()()()()()()()()()()()()()()


「え、あ、はい」


いけた!

僕の鞄は図書室の入り口である。女子生徒のいる本棚の陰から取りに行こうとすると、僕の真横を通るとこになる。

下半身裸の状態で。


普通なら拒否する。と言うかそんな提案をする僕のことを変に思うはずなのだが、魔法のおかげでスルスルと話が通る。


「失礼します」


森崎先輩は、なぜか一言謝ってから僕の前を通り過ぎる。

僕は、掃除に集中している風を装いながら、その姿を一部始終目におさめる。

当然、僕の目の前を歩く際は両手で大切な所を隠して歩く。

だが、僕の鞄からジャージを取り出す時はそうはいかない。


「あ、あのファスナーが」


「開けちゃっていいですよ」


きっとファスナーがしまっていることを理由に、僕に開けてもらおうとしたのだろう。

僕の返答にあからさまに落胆しながらも、いつまでも下半身裸のままではいられないと思ったのか、思い切って下半身を隠していた手を離して鞄を漁り始めた。


僕のジャージは鞄の一番下にしまってある。

その上には今日借りた本(魔導書ではなく普通のエンタメ本)が5、6冊入っているはずなので、丁寧にしようと思うとかなかなスムーズに取り出せないはずだ。


案の定森崎先輩は、他人の荷物を乱暴に取り扱えるような人ではないようで、丁寧に本を取り出してからジャージを取り出そうとしている。

だが丁寧になればなるほど、当然下半身が顕になる時間は増える。

僕は、鞄を漁るたびに小刻みに左右に揺れる白いお尻を眺めながら床掃除の最後の仕上げに取り掛かった。

















【多少無茶な理屈を言いくるめる魔法】

 意見が分かれた時に任意の意見に誘導したり、多少無茶な理由でも意見を通せるようになる。

 黒を白と思わせるような無茶な要求や、本人の意思が強い時は効果がない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。