第2話【大神京子_任意の部位を痒くする魔法】⑥★★★
「それじゃあ始めるよ」
そう告げてから、僕はまずブラウスの裾をスカートから出した。
女の子の服を脱がせているようで興奮する。
だがこれ以上脱がすのはR15を超えてしまう気がするので、自重しよう。
僕は、出したばかりの裾から服の中に右手を入れた。
次に左手を首元から肋骨を沿うようにゆっくりと服の中に入れる。
どちらも手が入る瞬間、大神の体がビクッと震えた。
僕は服に入れた手ができるかぎり大神に触れないように注意しながら手を進める。
大神や大神を抑える二人が、僕が必要以上の接触を避けていると認識するようにわざと大袈裟に接触を避ける。
そうしてゆっくりと両手を進め、左の脇の下あたりで合流した。
ここは最初に魔法で指定した場所。
ぼくは前の二人にやったのと同じように両手で輪っかを作り患部を取り囲むように大神の体に押し付ける。
大神の体はしっとりと汗をかいていたが、不思議なくらい冷たかった。
輪っかを大きく作ったので、他の一部が左乳房の脇に当たる。
これが同級生のおっぱい……
僕は人生で初めて女の子のおっぱいに触れた。
想像よりもハリがあり、柔らかいは柔らかいがこの世のものとは思えないほどの感触ではない。
逆に脇の下の脂肪の方が柔らかく触り心地がいいようだ。
僕はその柔らかい肌を丸く絞る。
山本の腕や安井の足とは比べものならないほど柔らかいその肌は、僕の指に押し出されて大福のように膨らむ。
服を着ているためしっかりとは確認できないが、右手を突っ込んだブラウスの脇の隙間から、スポーツブラとそのすぐ近くで僕の手につねりあげられる大神の白い肌が見える。
両手で作り上げた輪が十分に小さくなったら、僕は右手を引き抜く。左手は患部を取り囲むようにつねりあげたまま。
僕は引き抜いた右手で大神の左手を掴むと、バンザイをするようにその左手を上に上げる。
半袖の袖が捲れ上がり、大神の腋が露わになる。
女の子の腋をこんなにもまじまじと見るのは初めてだ。
大神が几帳面なのか、それとも女子全般がそうなのか、腋のムダ毛は綺麗に処理されておりつるんとしている。
脇の奥にはスポーツブラとスポブラに守られた控えめな乳房。その横には僕の左手があり、大神の脇の下のお肉をつねりあげている。
僕は大神の腋に顔を近づけ、ブラウスの袖の間に口を差し込み、そこから自分の左手がつねり上げる部分に向かってふーと息を吹きかけた。
「ひゃぁぁ」
大神が素っ頓狂な声をあげるが、お構いなく左手をギュッと閉じ思い切りつねりきる。
「あぁぁぁぁ」
今度は大神のような可愛らしい女子高生から発せられたとは思えないほど野太い叫び声が上がる。
同時に大神の体が何度か跳ねる。
「っく……んぁ」
声にならない声が大神の喉から漏れる。
「もしかして京子……」
腕を押さえていた山本が何か言いかけたが僕の姿を見て口をつぐむ。
「いいな、気持ち良さそう」
足を押さえていた安井がなぜか羨ましそうに大神の顔を見上げる。
当の大神は汗だくになりながら顔を真っ赤にしたまま数秒放心していたが、我に返るとまたジタバタと暴れ始めた。
「ちょっと待って今の何?なんであんなに?
私初めてイッ……
というか、これがもう一度くるの?今度は足の付け根に?
そんなの絶対無理!私耐えれない!壊れちゃう!」
「じゃあこのまま痒いの我慢する?」
「それも無理!どっちも無理」
なんともワガママなことを言う。
僕は山本と安井に指示して大神を座らせた。
山本と安井が、今度は左右から大神の体を拘束する。
大神は体育座りのような姿勢から、足を左右に開いた形で拘束される。
いわゆるM字開脚と呼ばれる姿勢だ。
大神はスカートを履いているので、こんな姿勢を取れば普通はパンツが露わになるのだが、この後の部活に備えてかスカートの下に学校指定の半ズボンの体操服を履いていた。
少し残念だが、これはこれでいい。
うちの高校の体操服は体の線が見えづらいように少し大きめの設計になっている。
だがそのせいで半ズボンの裾が緩く、今のような姿勢を取ると裾の隙間から地面に押しつぶされたお尻とそれを守るパンツが丸見えとなるのだ。
あからさまに見えるパンツより、隙間から覗くパンツのほうがえっちなのは何故だろう?
多分このテーマで論文が書ける。
そんなことを考えながら、僕は大神の太ももを撫でるように、半ズボンの裾の隙間から手を差し込む。
左足の裾に右手を、右足の裾に左手を入れる。
同級生の女の子にM字開脚の姿勢に拘束された女子高生。その女子高生が履く半ズボンの裾から両手を股に差し込む男子高校生。
第三者が見たら即通報するような光景だろう。
当事者の僕自身が、あまりに現実的ではない状況にクラクラしているくらいだ。
半ズボンの裾から手を入れるという行為は、単に太ももに触れる行為の何倍もえっちに感じる。
これは経験した人が少ないから同意を得るのが難しいだろうが、隙間から覗く下着同様論文のテーマになりうる。
大神の太ももはそれほど太くない。
サッカー部のマネージャーと普段から働いているためか引き締まった足をしている。
その足にピッタリと沿うように僕の両手が並ぶ。
健康的な足と学舎で身につけるべき体操服。
そこに伸びる異性の手。
異質な組み合わせが、背徳的な気分を昂らせる。
僕のムクムクはいよいよ大きくなり、抑えが効かなくなりそうになる。
この光景を目に焼き付けるだけで、ひと月は楽しめるだろう。
僕は、大神の患部を探すふりをしながら、できるだけゆっくりと時間をかけてこの光景を味わった。




