↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
多分このラブコメは根本的におかしいのかもしれない  作者: UMA未確認党
第4章 カオス野球

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
67/73

第67話 部活決定

「こうなったらこの人に決めてもらいましょ!」


「そうだな。よし!」


 蓮季と蓮太は俺に顔を向ける。一体どういうことだ?


 二人とも俺に寄ってきて見上げてくる。もう見ると二人とも全く身長が変わらないし双子なのだと改めて感じる。


「ねぇ先輩。アタシの方が可愛いですよね?」


「先輩僕のことを助けてください!」


 可愛い顔で見上げてくる。こんなの堕ちざるを得ないじゃないか……


 普通の奴ならな!俺の心には舞香と言う推しがいる絶対に堕ちる訳にはいかないんだ!


「フン絶対に堕ちないぞ!」


 俺は高らかに宣言する。


「クッ……めんどくさ。姉貴」


「仕方ないなぁ。お兄さん以外には見せたくないんだけど」


 二人は制服に手をかけて……ボタンを外し始める。


 いやダメだって!お前ら一応中学生だろ?一応全年齢向けの小説だろ?

 俺が大慌てしているとバリンと窓ガラスを蹴破って入ってくる者がいる。


「こら~!それ以上はダメっすよ!」


 秋華先輩だった。後に季毬と小南先輩もついてくる。


「あ!風紀部の連中だ!」


「それだけではないぞ」


 反対側の窓から声が聞こえてくる。


 窓ガラスの上から甲三郎先生が覗き込む。蓮季が叫ぶ。


「あっ!百賀のお爺ちゃん!」


「これこれ拙者はまだお爺ちゃんでは無いわ。なぜならまだお爺ちゃんが生きておるしな」


 本当に先生にお爺ちゃんがいるのかよ。そうだとしたらどんな仙人なんだろう……


 まぁそれはそうとして助かった。これは全年齢向けの小説だしね。




 窓を開けて先生が入って来ると俺にこういう。


「当高校では部活入部は原則になっておってな。そろそろ決めなければならん」


「え?そうなんですか!こんな変な部活しかないのに?」


「いやサッカー部と野球部はマトモであろう。まぁサッカー部は顧問があれだが」


 別に貴方が言えたことじゃないけどね……


「それで隼人殿はどの部活に入るのだ?兼部は普通に可能だぞ」


「う~んどれも日程的に合わないかなぁ」


「風紀部は毎週月曜日に軽い集会をするだけだゾ。休み明けでだらけている奴が多いからな」


 は?


「忍者部は運動部ではあるがなんせ拙者や忍が任務で大忙しなものでな。大体は自主練だから集まるのは火曜くらいだぞ?」


 は?


「し、飼育部は別に良いでしょう。あんなとこに入らなくても!」


「いやあれは確実に見張りがいるゾ。そこを隼人に頼みたいゾ!」


 は?


「同じくホストホステス部もっスね。まだ不純異性交遊はダメっすよ」


 は?てかこれ部活かよ!昔のドラマみたいな名前しやがって。


「最後に探偵部は不定期さ。どうも事件が無いとね」


 は?


「なるほど。これで五つ兼部できるでは無いか」


 は?


「よし!隼人くんは風紀部忍者部飼育部ホストホステス部探偵部を兼務するということでいいっスね」


 はぁ?


「あの大分部活日程に余裕無いですか?」


「強制だからな。生徒たちが色々変なものを作っているせいで零細な文化部が多いのだ。その分小中高大合同の物が多いが」


 それ強制にする必要ある?


 こうして俺は四つの部活を兼部することになったのだった。


「隼人くん。時々手伝いに行くからね。基本席さえあれば出入り自由だし」


 こんな中で舞香だけは優しい。本当に女神かもしれないぞ。


 そう俺は気づかなかった。その出入り自由と言うのが気楽と言う訳ではなく普通に他の部活の助っ人に駆り出されかねないということを……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。