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多分このラブコメは根本的におかしいのかもしれない  作者: UMA未確認党
第4章 カオス野球

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第58話 活動内容

「それで隼人くんも入部を希望するかね」


 甲三郎先生は期待するような顔をする。


「いえさっき呼ばれただけでして。そもそも百賀の歴史は分かりましたけどここは何をする部活なんですか?まさか潜入任務?」


「アホこの令和の時代にこの格好で潜入していたらバレるだろう」


 言ったァ!生徒に向かってアホって言った!そんなの愚太郎以外には失礼だろう。


「では何をするんですか?」


「体操着を持っておるだろう?それに着替えてまいれ」


「それってあの忍び装束ですか?」


「左様だ。開けておくから持って来なさい」




 十分経って体操着を運んでくるとそこには甲三郎先生と忍が待っていた。


「ほいこれをやろう」


 そうして袋を投げ渡される。


 両手で受け取るとその中を見てみる中には手裏剣とクナイが入っていた。


「あのこれは何です?」


「手裏剣とクナイだ。見ればわかるだろう」


「それは分かるんですがこれと部活に何の関係が?」


「少し歩けば分かる」


 甲三郎先生は俺を連れて歩いていく。どんな場所なんだろうと思っていると学園のある場所に着いた。そこには古ぼけた砦があった。


 どこかの城跡を丸ごと学園にしたらしくただ土地が広いのは理解していたが、こんな砦があったなんてことを全く知らなかった。


「これは城跡の中の遺跡だ。古いがきちんと改修工事はしているそうだ」


「なるほどそれでこれをどうするんです?」


「攻め落とせ」


「はぁ?」


「しっ!黙れアホ!」


 またアホって言った!でも口を塞がれているので何も言い返せない。




 砦から顔が出てくる。


「何者だ!」


「これは百賀の者か」


「仲間を引き連れて来るとは興味深いな」


「ほれやってしまえ!」




「伏せろ!」


 先生に言われて伏せてしまう。


 上空を手裏剣が通り過ぎていく。


「何ですかコレ」


「忍者部の活動内容は攻防戦だ。このまま城を攻め落として中の大将を討ち取れば勝ち」


「いやちょっと待ってくださいよ」


「安心せよ。この手裏剣もクナイも全部ゴム製だ。当たっても死ぬことは無いが当たったら死んだことになるから気を付けよ」


「そう言うことじゃなくてつまり忍者ごっこって事ですか?」


「忍者ごっこでは無いわ!たまにゴム製の刀を持ってチャンバラもするぞ!」


 いい年して忍者ごっことかこの学園の常識を疑うよ。まぁこの学園に常識が無いのなんて最初で分かってるんだけど。




「隼人くんは新人だから下忍だ。それで忍は中忍試験を合格したので今日から中忍。拙者が上忍である」


「はっ!」


 話を一切聞いて居ない!




「それで向こうにはどんな忍者がいるんです?」


「それはお主らも良く理解しているはずだ」


 理解?いったい誰なんだ。


「ワハハ!やっと来たね隼人!」


 この声は!愚太郎か。


 砦の屋上の窓から愚太郎が手を振っている。


「来たぞ者ども!こやつを早く討ち取れ!」


「させるか!僕らの方が強いもんね~」


 こうして甲三郎先生と忍は砦の中に走って行く。


 あの俺帰って良いですか?

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