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多分このラブコメは根本的におかしいのかもしれない  作者: UMA未確認党
第4章 カオス野球

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第52話 恐ろしい二人

「しかしどうして三人もお揃いで?」


 勘太郎が尋ねると会長は微笑む。


「それは生徒を見守るのが生徒会の役目だからよ」


「特に小学生は守護対象ですわ。あの可愛らしい顔、未発達な身体……ってちょっと秋華さんつねらないでくださる?」


「と言うことを言いそうなショタコンから守ることも大切っス」


 秋華ナイス!流石にこのコンプラゆるゆるお嬢様はダメか。




「隼人もどうだ?参加してみないか?」


「嫌です。暴力ツッコミ女とコンプラ無しお嬢様のいるチームには行きたくありません」


 首を振ると凛李先輩が呟く。


「それでは隼人さんを無理やり調教して入れるとかどうでしょうか」


 いやあああああ!!!!!それだけは止めて!


 ホントに怖いなこの人。こんなふわふわした様子なのに言う言葉の一つ一つが恐ろしい。


 隣の秋華先輩は別の意味で恐ろしいしさ。何だよここまでツッコミに執着するとか。




「ヒャッハー!相変わらず不破書記も月詠会計も恐ろしいぜ!」


「そうだそうだ!俺らに考え付かないことをやって来る。それに痺れる憧れるゥ!」


 お前らマトモなのかそうじゃないのかはっきりしろモブども!


「まぁそれはそうとして隼人は学年代表だろう?これから世話になる相手だ。色々教えてもらうと良い」


「教わることありますかね……」


「色々あるっスよ。まずは正しい挨拶とツッコミの作法とか」


 ツッコミの作法って何だよアンタただ蹴ってるだけだろ!


「交渉の及ばない相手をはいと頷かせる100の方法もありますわ~。半分以上は社会的生物学的にアウトですが。今なら実践付きで」


 社会的にアウトな方法って何だよ!しかも実演するな。


「嘘をつくなっす!凛李の方法は100個目の宙返り土下座以外全部法律的にアウトじゃないっスか!」


 それじゃダメじゃん!てか宙返り土下座って何だサーカスか!


「ほわちゃあ!」


「うわ、何ですか!」


「そこは9割がたアウトだろって言うんすよ!」


「そんなの分かるかい!」


 俺がそう言うと秋華先輩はため息をついて。


「ダメっすねぇ。特訓っす!風紀部に入部するっすよ!」


「だから風紀部って何だよ!季毬が入ってたところか!」


「そうだゾ」


「嫌ですよ!何で入らなきゃならないんですか」


 俺がそう言うと秋華先輩はまたため息をついて。


「先輩の命令は絶対。これは規則っす」


 すぐに羽交い絞めにされる。


「諦めるんだゾ。先輩の命令は絶対なのがこの部活の規則だゾ」


 き、季毬!お前何でこんな所に!てか先輩の命令は絶対って体育会系だな。


「さぁ行くゾ」


「やめて……って力強いなお前!」


「アタシのことは先輩と呼ぶんだゾ。入部が先だからな」


「は、はい先輩……」


 こうして俺は風紀部に強制連行された。

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