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多分このラブコメは根本的におかしいのかもしれない  作者: UMA未確認党
第2章 幽霊少女

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第25話 名探偵江戸一・マーブル・小南参戦

 その後コングにアンナを背負って貰ってその先輩の居る所に向かっていった。後ろには愚太郎も付いてきている。


なぜコイツが付いてきているのかと言うと……


「何だ何だ隼人が行くから俺も行くぞ!」


 とうるさいのに飽き飽きしていたので


「この幽霊はバカには見えない幽霊だから」


 と裸の王様みたいなことを言ってみれば、愚太郎はすぐに反応し。


「え?あぁあの子ね。ほらおいで~」


 と反対の所にしゃがみこんで挨拶している。


 改めてバカだ。




 さて愚太郎のことは放っておいて先輩がいるというところに着いた。そこは2年生の教室でガラガラガラと開ける。


「すみませ~ん。依頼なんですが」


 琴音が元気よく告げる。え?依頼って探偵の事?


 すると奥の席に座っていた人が立ち上がって言う。


 その女先輩はずかずかと歩いてくると俺らを見上げてこう言う。


「ふぅん。この探偵界の稀代の大天才江戸一・マーブル・小南に何か御用かね?」


 やはり変な人だった!


 身長は低い方だが顔は大人びていて理知的な目をしている。


 と言うか探偵なの!




 俺たちは江戸一先輩を外に出すと、諸般の事情を説明した。


「と言う訳でこの子を引いた犯人を知りたいんです」


「それは不便だな」


 先輩は俯いていたがすぐにクツクツと笑い出し……




「だが断るッ!」


 そう某漫画のごとく凄んだ。


「何故私が見えない物の為に貴重な頭脳を割いてまで推理をしなければならない?」


 うわやっぱめんどくさ……諦めようとした時、舞香が目の前に立った。

「小南先輩。この幽霊はバカには見えない幽霊です」


 場に静寂が走る。そしてそれを破ったのも先輩だ。


「ハハハハハ!この私がバカだと?心外だなきちんと見えているよ。ほら今三河君の足元にいるだろう?」


「いえ先輩。アンナちゃんはこのコングの背中に乗ってます」


「フハハハハ!私がそれを見逃すとでも?君たちが見えないと嘘をついていないかテストしただけさ!」


 そう高らかに笑う。何だこの人明らかにヤベェ。これで俺より年上なのかよ。




「まずは私の頭脳で整理しておく。放課後学園の庭園で待ちたまえ」


 そう俺らに言い残して帰って行った。


 放課後庭園で待っていると、そこに舞香がやって来た。


「待った?」


「いいや待ってない。今来た所!」


 しばらくしてコング琴音愚太郎も合流する。


「おっす」


「あ~やっぱ庭園って広いね~」


「それより先輩はどこ行ったのかな?


 そして大トリに江戸一先輩が来る。


「やぁやぁやぁ諸君。良く集まってくれたねぇ」


 先輩の格好は茶色のコートに鳥打帽。そして口には何か咥えている。


 まるで名探偵ことシャーロック・ホームズの様ないでたちだ。


「私は名探偵江戸一マーブル小南!解決した事件は1000件以上!私レベルにもなると事件の方からやって来るよ」


 そう言って口に咥えていたものを吹くとボールが浮かぶ。あぁそう言うパイプのオモチャがあったな。これが正体だったのか。


「それじゃあまずは現場に向かおうか」


 先輩の指示で俺たちはアンナを連れて現場の交差点へ歩いていく。

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