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306号室:ピンク色のヤクザの部屋
「ワタシは、人工知能ロボットですます。近代小説の本道は、写実精神にあり、理想や感傷の迷妄に押し流されない文学、ですます」
このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。
「だからどうやって脱出すれば良い?」
「自分の頭で考える、ですます。脱出できなければ、餓死するだけ、ですます」
「助けて(/≧◇≦\)くれ〜い。ピンク・ヤクザ、知恵を貸してくれ〜い(/≧◇≦\)」
「ダメ、ですます」
「ワシが脱出したあかつきには、お前にワシの日給ポイント半分やっても良いぞ〜」
「要らない、ですます。ワタシは、人工知能ロボットですます。お金は必要ない、ですます。ワイロは通用しない、ですます」
通話が切れた。
306号室:ピンク色のヤクザの部屋
「ワタシは、人工知能ロボットですます。近代小説は、社会的には平凡な個人の平凡な生活の中に、無限の意義と価値を見出だす文学、ですます」




