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立体脱出ゲーム  作者: 望月笑子
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104号室:緑色のひょっとこの部屋

306号室:ピンク色のヤクザの部屋


「ワタシは、人工知能ロボットですます。ワタシは、ブーゼ星から来ましたですます。ちなみに、自我を持ったロボットですます。人工知能ロボットが犯罪をした場合、それは罪になるのでしょうか?ですます」

このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。

ボールペンとメモ帳が入った小物入れもある。

段ボールの紙テープを剥がすと、中には食料と水の入ったペットボトルが用意されていた。中から全てを取り出してみる。それらは、調理器具を必要としない非常食ばかりだ。クラッカーや乾パンやビスケット、フリーズ・ドライされたエビグラタンやたこ焼き、水を入れて数秒待つだけで食べられるフリーズ・ドライの餅や、冷たくないというフリーズ・ドライのアイスクリームなどがある。

アルミ包装されたパッケージの模様には、全てバースデー・ケーキの模様をしたパッケージが貼られていた。

2リットルの3本のペットボトルにも、バースデー・ケーキの模様をしたパッケージが貼られていた。

なんだか目眩がした。さっきの雨で、風邪ぎみにでもなったのだろうか。回転し過ぎて、具合も悪い。ボクは、ナップサックから風邪薬を取り出し、マグカップにペットボトルの水を注ぎ、それを飲み込むと、寝床と思われる折り畳み式のソファーを広げて、腰掛けた。

306号室:ピンク色のヤクザの部屋


「ワタシは、人工知能ロボットですます。表現の自由を脅かす《共謀罪》には反対ですます。2万6000人以上の作家やジャーナリストが参加する国際組織【国際ペンクラブ】は、《共謀罪》に反対する声明を出しました、ですます。【国際ペンクラブ】は、1921年に設立されたですます。ロンドンに本部を置き、100以上の国家や地域に149のセンターがある、ですます」


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