第4話 水面を映す
登場人物紹介
真弓 主人公。私立桜ヶ丘高校三年の弓道部女子。
影久勇斗 真弓の幼馴染。真弓と同じ弓道部の三年生。
目を覚ました私を待っていたのは、淡い日の光が、透き通る水面に反射する……ってここどこ?
周りを見る限り、おそらく西方に位置する湖のほとりだった。なんか地図では見たことあるけど、確か追加コンテンツだったような……。
私は、自分の身体を湖に反射させる。
「うっわ、ぶっさ」
リスポーンしまくった私は、初期装備のまま佇んでいた。
現実世界での装備は引き継いでいないらしい。
どうしてだ……私はあんなに強かったのに。
「でもいいかっ!追加コンテンツ遊べるし」
全て攻略してから新しい所にいきたい私だったが、多少のわだかまりを抱えながらも、新しい場所に心が踊った。
「ここは何があるんだろーなー」
周りを見渡しながら、どんなものがあるか観察してみる。
湖ということは、ひらけている場所……つまり的になりやすい。そして、私は今ひとり……
ヤバイやつやん!
急いで影になる所に隠れようとするが、近くにあるのはボートのみ。とりあえずボートの上に乗り、身体を伏せる。
敵の気配は感じない。まだ発売されたばかりのDLCだから、それほど流れ込んでいないのだろうか。
ゆっくり頭を上げ安全を確認した後、探索を始める。新しい場所というのは、何ともいえない高揚感がある。あ、そうだ、ここのNPCは……
「ここはラーゴ村だ。静かでいいだろ?俺はこの湖で釣りをするのが好きなんだ。一緒にやってみるかい?」
キッター!これは追加コンテンツのみに許された新要素、釣りだ!これで金を貯めれる!
私は迷わず釣りを始めた。たくさん釣れるように、たくさん売れるように。
どれくらい時間がたっただろうか……。私の目の前には、静かに光を反射する湖、そして、一匹の小さい魚がバケツにいるだけだった。
あれ?こんなに渋いの?これ、釣り要素必要?ただの時間つぶしじゃん……ていうか釣れなさすぎてクソゲーじゃん……
そう思って、釣りをやめた瞬間、私の周りには5人くらい銃を向けてる奴がいた。
詰んだ……釣りやめるの絶対待ってたじゃん。釣りしてるときは撃ってもノーダメ扱いだから待ってたのね。知ってるわ!
私は観念して手を挙げるアクションをした。逃げるなんて考えはない。ここまでやられたらもう投降するしかないやん。
そして私は、ここにあまり人がいない理由がわかった。DLCはクソゲーだからいなかったのだと……。
自分なりに、『一人称を極限まで追求したらどうなるか』をテーマにして、真弓に自由に暴れてもらった作品です。
弓道女子×FPS×戦闘×ギャグ×青春の、盛りだくさん詰め合わせとして書いたつもりなので、最後まで楽しんでもらえると嬉しいです。
AI利用について
作品を読んでもらう人がいないため、本文を読んでもらい、感想をもらうだけに留めています。
AIから文章や設定、展開などを取り入れて反映させることは一切していません。
この作品は真弓が突っ走ってるだけです。




