第3話 失敗す
登場人物紹介
真弓 主人公。私立桜ヶ丘高校三年の弓道部女子。
影久勇斗 真弓の幼馴染。真弓と同じ弓道部の三年生。
次に降り立ったリスポーン地点は、ウルボという街だった。ここは、武器、防具、体力回復などが行える場所だ。
「やった!ここなら銃買えるじゃん!」
ここにきてやっと、装備をグレードアップさせることができる。そう思っていた。
グロック17 4000ステロ
コルト・ガバメント 7000ステロ……
手持ち金 100ステロ
全っ然足りねぇじゃん!え?リスポーンしまくったから?それでもありえなくない!?
せめてなんでもいいから銃からスタートさせてよ!弓じゃ死ぬって!
一生リスポーンから抜けられないじゃん!私の経験値どこいった!?
「金を貯めるには……倒すしかないか…敵を……」
私の経験値はまだ高い!……と思う。
仕方ない。弓道の県大会一位の実力を見せてやろうじゃないか。
後輩にも慕われる私の魅力に取り憑かれるがいい!
「と言っても、この街にいる限り戦闘できないしなー。とりあえずNPCにでも話しかけようかな?」
私は、街の入り口に立っているNPCに話しかける。覚えてる限り、ここは定型文しか言わないはず……
「やぁ、こんにちは。ここはウルボっていう静かな街だ。ここでは戦闘行為はやめてくれよ?」
……なんか嬉しいです。これを待ってました。ようやく、自分がパファルコ・ミリトの世界に入ってきたと実感してきた。
ということは、ここから外に約十歩進むと戦闘可能域に突入できるはず。
私は頼りない獲物を携え、外へ一歩一歩踏み出した。……あと一歩で戦闘可能域……
「よし、行くぞ!」
パァァン!
狙いすました銃撃が私を襲う。
「させるか!」
銃弾を避けた私はすぐに、隠れているであろう撃った相手を探す。まだ近くにいるはずだ。
弓を構えながら辺りを見渡す。こんな頼りないものでも、ないよりましだった。ましてや私は弓道部。他のヤツより上手い自信もある。
ほら、出てこいよ。黄色いバンダナなんだろ?
その時、前方にある小高い山の上から光る何かが見えた。
「そこか!」
私は狙いを澄まし、その山の向こうに矢を放った!
パァァン!
相手も引き金を引いたらしい。あの音はAWMか……。
まぁ、弓なんて届くわけないよね……。スナイパーライフルには敵わんって……。
崩れ行く自分の身体を見ながら、それでも弓を持っているのがわかった。くそっ、リセマラしてぇ……。
そして次に目を覚ましたのは、湖のほとりだった……。
自分なりに、『一人称を極限まで追求したらどうなるか』をテーマにして、真弓に自由に暴れてもらった作品です。
弓道女子×FPS×戦闘×ギャグ×青春の、盛りだくさん詰め合わせとして書いたつもりなので、最後まで楽しんでもらえると嬉しいです。
AI利用について
作品を読んでもらう人がいないため、本文を読んでもらい、感想をもらうだけに留めています。
AIから文章や設定、展開などを取り入れて反映させることは一切していません。
この作品は真弓が突っ走ってるだけです。




