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弓道女子の異世界探索〜ゲーオタの私がなんで〜  作者: aduchi


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第2話 必殺技で

登場人物紹介

 真弓   主人公。私立桜ヶ丘高校三年の弓道部女子。

 影久勇斗 真弓の幼馴染。真弓と同じ弓道部の三年生。


「待てこら!逃げんな!こっちは弓なんだぞ!」


 私の気迫に押されたのか、銃を持った奴らが逃げていく。私、弓なんだけど……。


「仲間に入れてー、お願いー泣」


 なんで私一人なの?せっかく誰もいない山から降りてきたっていうのに。

 ヤマンバに見えるの?ウソ?そんなヤバい?ま、そうだよね。銃世界なのに、弓持ったやつが山から降りてきたらビビるよね……。


「ちょっと待てや!!」


 私は和弓を引き絞り……って、なんで和弓なんだ?アーチェリーのほうが狙いやすくね?まぁいいや、慣れてるし……。

 私は弓を引き絞り……ってあれ?どっから矢が出てきたんだ?まぁいいや、矢の弾数は無限っぽいし……。

 

 私は弓を引き絞り、逃げるやつの足元めがけて矢を放った。矢は弧を描いて相手の頭に当たってしまった。


「あぁ!仲間が消えていく!」


 まだ仲間じゃないけど。逃げるヤツを殺したヤバイやつになっちゃったじゃん……。

 私は仲間が欲しかっただけなのに……。


「待って、私は仲間が欲しいだけなの!逃げないで!」


 なぜか銃を持っている奴らに逃げられてしまった。私、弓なのに。

 呆然と一人、背中に夕日を抱えながら黄昏ていると、一人の男が寄ってきた。


「もしかして、私を仲間に――」


 パァァン!


 まぁたぁかぁよぉーーー!


 私を、殺さないでよぉ!!

 そしてまた黄色いバンダナのやつかよー!!!

 勘弁してくれ!私は純粋に楽しみたいのぉ!


 次にリスポーンしたのは牢屋だった……。


 ちょっと待てや……。なんで牢屋?

 いくらなんでもパファルコ・ミリトさん、おかしくないですか?今までやってて初めてだぞ……。

 弓で鉄格子を打ってみるが、見事にスルーする。私は出られないのに。こういうところなんだよなー。

ちゃんと当たり判定有りにしてくれよ

┐(´д`)┌


くそっ、どうすれば出られるんだ。


コツッ…コツッ……


 誰かが歩いてくる気配がする。私は壁に背を向け、弓を構える…っても牢屋ですけどね。

 相手の気配を横に感じた時、私はそいつに矢を放った。現実世界なら鉄格子に阻まれるが、これはパファルコ・ミリトだ。そこら辺はあまいっ!

 見事に相手を射抜き、私は牢屋の鍵を手に入れた。

 しかし、やはりそこはパファルコ・ミリト。門番を倒したら追っ手が出てきやがった。


「くっそ!弓でどうしろと!?」


 私は左右にロールし、なんとか銃弾を避けていく。スタミナは……弓装備だから減らないのか!やった!


「捕まってたまるか!私の名前は真弓!弓の名手だ!必殺、ダイサン!」


 私はなぜか、弓の大三のポーズで止まった。これじゃ必殺技じゃないって……。

 案の定、しっかり打たれてリスポーンしましたとさ。はぁ……。


自分なりに、『一人称を極限まで追求したらどうなるか』をテーマにして、真弓に自由に暴れてもらった作品です。

弓道女子×FPS×戦闘×ギャグ×青春の、盛りだくさん詰め合わせとして書いたつもりなので、最後まで楽しんでもらえると嬉しいです。


AI利用について

作品を読んでもらう人がいないため、本文を読んでもらい、感想をもらうだけに留めています。

AIから文章や設定、展開などを取り入れて反映させることは一切していません。

この作品は真弓が突っ走ってるだけです。

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