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弓道女子の異世界探索〜ゲーオタの私がなんで〜  作者: aduchi


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第25話 雪山で対峙

登場人物紹介

 真弓   主人公。私立桜ヶ丘高校三年の弓道部女子。

 影久勇斗 真弓の幼馴染。真弓と同じ弓道部の三年生。


「勇斗、いったいどこにいるの?私を置いて行かないで……」

 

 私は、吹きすさぶ雪が容赦なく景色を白くしていくのを見ながら、大切な想い人を探していた。

 迫りくるエネミーをぶっ倒しながら、もう三日は探し続けている。

 あいつをぶちのめすまで、私の旅は終われない。そう誓っていた。


「嗚呼。寒い……。勇斗、私は貴方の温かさで気持ちが晴れ渡るの……。だから出てきて……」


 実際めちゃくちゃ寒かった。初期装備の布じゃどうしようもねえって。やっぱりレグルボ街の防具屋に戻ってあったかい防具買ってくりゃよかった。

 寒さにカタカタ震えていると、雪をいただいた頂上で、私を見つめる人影が見えた。


「あぁ、勇斗なのね。私、ずっと探していたのよ」


 私はグロックを突きだしながら、ゆっくりと人影へ進み出す。ちなみに、グロックを右手で練習しすぎて、トリガーはギリ粉まみれです。ちょっと打ちにくいです。


「さぁ、最終決戦といこうじゃないか……」


 雪に阻まれて遠くに見えていた人影が、徐々に姿を現す。人影よりもすぐ見えたのは銃だった。


デザートイーグル (.50AE)


 火力バケモンだった。勇斗、こんなもん持ってんのかよ!……こいつ……殺る気満々だな。

 しかし、私はこの人影に違和感を覚えていた。勇斗は以前、私にチーム戦を仕掛けていたが、今回、その影は全く見えない。そして、ゆっくり歩いてくるその仕草も、勇斗のものとは思えなかった。


「てめぇ…何もんだ……」


 吹雪の向こうに話しかける。そこに見えてきたのは、「赤い」バンダナをしたエネミーだった。


「勇斗じゃ……ない……?」


 バァァン!

 

 不意を突かれた私は、なんとかローリングをして、デザートイーグルの銃弾をかわす。

 しかし一歩間に合わず、頬に一筋の赤い糸を描いてしまった。


「くそっ!名前ぐらい名乗りやがれ!」


 私はすぐさまグロックを手に取り、赤バンダナに照準を合わせる。しかし相手もデザートイーグル持ち。相当の手練れだった。私の銃弾をことごとくかわしていく。


「なかなかやるじゃねぇか……ならこれはどうだ!」


 グロックから弓に持ち替え、赤バンダナの動きを目で追う。デザートイーグルが私に向けられた瞬間に素早く横移動して、赤バンダナの右へと矢を放った。

 赤バンダナが、矢の軌道を見て油断しきっているのがわかる。しかし、竹弓の本当の力はここからだった。


「喰らえ!弓曲矢弾!」


 放たれた矢は軌道を変え、赤バンダナに向かって突き進む。


「ぐはっ!」


 赤バンダナの胸に矢が当たり、白い地面に赤い花が咲き誇る。

 途端に、赤バンダナは私に背を向けて山の向こうへ消えていった。


「なんだったんだ……」


 赤バンダナを退けた私は、ある疑問が頭の中に浮かんだ。


「バンダナって、何の意味があるんだ?」


 通常スキンではありえない。しかし、バンダナをした者は皆、手練れ感を感じる。

 私はそんなことを考えながらも、必死に考えた必殺技の名前、弓曲矢弾(究極ヤダ)を言えて満足だった。

 


自分なりに、『一人称を極限まで追求したらどうなるか』をテーマにして、真弓に自由に暴れてもらった作品です。

弓道女子×FPS×戦闘×ギャグ×青春の、盛りだくさん詰め合わせとして書いたつもりなので、最後まで楽しんでもらえると嬉しいです。


AI利用について

作品を読んでもらう人がいないため、本文を読んでもらい、感想をもらうだけに留めています。

AIから文章や設定、展開などを取り入れて反映させることは一切していません。

この作品は真弓が突っ走ってるだけです。

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