第23話 何処へ行く
登場人物紹介
真弓 主人公。私立桜ヶ丘高校三年の弓道部女子。
影久勇斗 真弓の幼馴染。真弓と同じ弓道部の三年生。
草木の香りが漂う草原を、私はゆっくり進んでいた。朝露が太陽を淡く反射し、宝石のように輝いている。
私はその虹のような景色を感じながら一人、うわ言のようにつぶやく。
「ここどこだよ……」
ウルボの街を目指していた私だったが、途中脇道にそれるところがあったので進んでみた。おそらく追加コンテンツだろう。だって見たときないもん。遊びまくったけど、草原なんてなかったもん!ト◯ロいたんだもん!おっと脱線……。
ひどい!私が弓縛りプレイになってからこんなDLC増やすなんて!なんで私にひと言もないの?頭狂ってるの?ごめん、それは私だ……。
しかしこれは、なかなか攻略しがいがあるマップなのはすぐわかる。
草原のなかにも背丈ほどの草木が幾つも生えており、身を隠す場所として最適だ。釣りができる湖のクソDLCに比べれば天と地ほどの差である。
私は草木に隠れながら、エネミーを待つことにした。
さすがにここなら、新DLC+評価良さげ+おそらくリアルだと夜くらいだから来るだろうと予想できる。
「さぁ、狩りの時間だ……」
私は、闇の向こうにある光を求めて動き出した。
早速、私の前にエネミーが姿を見せる。
(グロック17持ちか。それならまだ初心者かもな。優しくしてやるか……)
私はグロック17持ちの初心者の前へ、軽く一本矢を放つ。私の予想通り、彼(彼女?)は動揺してプルプル震えている。
(やはり初心者か……)
反応を確認した私は隠れるのをやめ、グロックの目の前に姿を現した。
「わが名は真弓。東の街よりこの地へ来た。そなたはパファルコ・ミリトに慣れていない初心者か?」
某アニメ映画を真似てみる。ちょっとやってみたかったんですごめんなさい……。
その瞬間、グロックは私に向かって銃弾を撃ち込もうとするが、やはりそこは私。余裕でローリングして避ける。こんな時スタミナ無限は役立つわ〜。
明らかにオロオロしているグロックの足に矢を撃ち込む。足を負傷し、地に付したグロックはそれでも私に銃を向ける。
「ふんっ、あきらめが悪いな……」
次に私は、グロックの手に矢を放った。これでもうやつは動けないだろう。煮るなり焼くなり、私の思いのままだ。
「グロックを私によこせ……」
観念したのか、グロックはグロックをドロップした。おっ?なんか語呂がいいわね。こういうの好きよ私。
ドロップを確認した私は、こいつの胸に二発打ち込み、息の根を止めた。嗚呼、残酷なことするわね、私ったら。
そして私はグロックへと手を伸ばした。
自分なりに、『一人称を極限まで追求したらどうなるか』をテーマにして、真弓に自由に暴れてもらった作品です。
弓道女子×FPS×戦闘×ギャグ×青春の、盛りだくさん詰め合わせとして書いたつもりなので、最後まで楽しんでもらえると嬉しいです。
AI利用について
作品を読んでもらう人がいないため、本文を読んでもらい、感想をもらうだけに留めています。
AIから文章や設定、展開などを取り入れて反映させることは一切していません。
この作品は真弓が突っ走ってるだけです。




