第19話 再度ダイブで
登場人物紹介
真弓 主人公。私立桜ヶ丘高校三年の弓道部女子。
影久勇斗 真弓の幼馴染。真弓と同じ弓道部の三年生。
ママンに無理言って、新しいキーボードを買ってもらった。ピカピカ光らないけど、キーの押し心地は悪くない。
というか、こんなこと言うのもなんだが、買ってもらえるだけいいと思う。こんなバカ娘(自覚あり)に、RTX5090を買い与え、キーボードも買い与えるなんて、親バカにも程がある……いや、助かってますけれども。
さて、ここで考えるべきは一つ。どうやったらパファルコ・ミリトにダイブインできるか、だ。
今までの傾向を見ると、キーボード中心部に頭をぶつけるとダイブインできると踏んだ。でも、強くしすぎるとキーボードが壊れる可能性がある。かといって、弱くしすぎても入れないかもしれない。
「とりあえずやってみるしかないな」
私は新品のキーボードを見据え、頭を優しく打ち付けた。
ゴツン……
……チッ。ちょっと痛いぜ。しかも、やっぱりダイブインできない。
「もうちょっと強くなのか?」
私はヒリヒリするおでこを感じながら、それでもパファルコ・ミリトへの熱い想いを抑えきれずにいた。
そして、キーボードが壊れないほどの強い力で、頭を打ち付けた。
バゴン!!
あっ、やっべぇ。頭いてぇ。強くしすぎた。キーボード壊れたかも――
気づいた時、私は木組みの天井を見上げていた。辺りを見ると、優しく降り注ぐ朝日に照らされた部屋。窓の向こうには、銃を撃ちまくってるやつらの姿が見えた。
「よっしゃぁ!ダイブイン完了!」
私はまた、念願のパファルコ・ミリトの世界にはいることが出来た。気になることといえば、キーボードが無事かどうかだ。
そして、確認することがまだある。ダイブインしたということは、リセマラしたということ。リスポーンじゃないよ?
つまり、初期装備のリセットが行われたということ。
もう一度いう。初期装備のリセットが行なわれたということですよ。この意味わかる?この違い。
私は恐る恐る手元を見る。流れ的には、練心から直心Ⅲバンブーときてるから、次は竹弓あたりが来てくれると嬉しいなぁなんて思ったりして……。
練心
ふっざけんな!また一番下かよ!どうせ最低ランクなら銃くれよ!
あっ、金はどれくらいだ?
3000ステロ
嗚呼、せめてもの救いです。神は見捨てなかった。私は貴方を信じます。
グロックには届かないけど、CZ P-10 Cなら手に入るかもしれない。
私はその希望を残しながら、レグルボ街の武器屋へと向かった。
自分なりに、『一人称を極限まで追求したらどうなるか』をテーマにして、真弓に自由に暴れてもらった作品です。
弓道女子×FPS×戦闘×ギャグ×青春の、盛りだくさん詰め合わせとして書いたつもりなので、最後まで楽しんでもらえると嬉しいです。
AI利用について
作品を読んでもらう人がいないため、本文を読んでもらい、感想をもらうだけに留めています。
AIから文章や設定、展開などを取り入れて反映させることは一切していません。
この作品は真弓が突っ走ってるだけです。




