第18話 事実知る
登場人物紹介
真弓 主人公。私立桜ヶ丘高校三年の弓道部女子。
影久勇斗 真弓の幼馴染。真弓と同じ弓道部の三年生。
勇斗が黄色いバンダナのクソ野郎だった……。結構、私的にショックだった。でも、そうだよね。思い返したら当てはまることがあった。
私にパファルコ・ミリトを教えたのは勇斗、お前だったな。どうりで立ち回りがうまいわけだ。
でも、一つだけ言いたい。
てめぇ殺しまくりだろ……。
少しわきまえろや。こちとら弓なんじゃボケ。
そして、私の新しい目標が決まった。勇斗、あいつをぶっ潰す。ナニをとは言わない。後々大変になるから。下ネタごめん。
ていうか、ふと思った。なんであいつ私を殺しまくるんだ?
だっておかしくない?私を仲間にすれば、だいぶプラスなるとは思うんだけどな。
「いや、弓だから無理か……」
瞬時に理解した。私は弓だった。こんなクソほど使えない弓使いより、少しでも銃使えるやつを育てたほうがいいはずだ。
思い返せば、私のFPS立ち回りも、勇斗から教わったものだった。あいつは謂わば先生みたいなものだ。まぁ廃人度は私のほうが上だが。ははっ……笑えねぇ……。
でも、今回分からなかったことがある。どうしてリセマラできなかったのか、だ。あんなに痛い思いしてまで頑張ったのに。
あれ?でも最初に入ったとき、ヘッドショットと眠気でキーボードに頭つけただけだったような……。
次に入ったときは、キーボードの真ん中をぶち抜いた。
でも今回はというと、キーボードのもったいなさから、カドっこ近くを頭でぶっ叩いたと思う……。
あ、だからこんなに痛いんだ。そりゃカドだもんね。わたしの硬いおでこも凹みますわ。
そんなことを考えていると、病室にママンが入ってきた。すごく呆れた顔をしている。ママンが考えていることなんてわかってるよ。だって、おでこ凹んでるもん。
「やっと気がついたの?全く、アンタってヤツはどうしてこうも――」
「シャラップ、ママン。申し訳ないが、一つだけ聞きたいことがある」
「何よ、言いなさい?」
「私のキーボードは無事だったのか?」
私はどうしても気になっていた。あの高くてピカピカ光る眩いテンキー有りのゲーミングkeyboardの行方を。私はママンの言葉に耳を傾けた。
「頭大丈夫?いや、元から変か。まずは自分の心配するでしょ?」
「今すぐ答えろ!もっと変になるぞ!」
「壊れてるわよ」
「なん……だと……」
「アンタの頭が」
「それが娘に言うことかぁ!」
結局、キーボードも壊れていた……。
自分なりに、『一人称を極限まで追求したらどうなるか』をテーマにして、真弓に自由に暴れてもらった作品です。
弓道女子×FPS×戦闘×ギャグ×青春の、盛りだくさん詰め合わせとして書いたつもりなので、最後まで楽しんでもらえると嬉しいです。
AI利用について
作品を読んでもらう人がいないため、本文を読んでもらい、感想をもらうだけに留めています。
AIから文章や設定、展開などを取り入れて反映させることは一切していません。
この作品は真弓が突っ走ってるだけです。




