第10話 酒場にて酔う
登場人物紹介
真弓 主人公。私立桜ヶ丘高校三年の弓道部女子。
影久勇斗 真弓の幼馴染。真弓と同じ弓道部の三年生。
「待てこら!逃げんな!こっちは弓なんだぞ!」
なんかデジャブを感じる……。街の酒場でチームを組もうとしたら、弓持ち初期装備の輩が来ちゃって、周りの奴が距離をとってくる。私の気迫に押されたのか、泣いてるアクションを起こすヤツもいる。泣きたいのはこっちじゃボケ!
「仲間に入れてー、お願いー泣」
酒場で懇願する私、絶対変なやつ。わかるよ?でも、少しくらい構ってくれたっていいじゃないか。私を育ててくれる心優しいバカはいないのか?
という間にも酒場の姉ちゃんにも避けられる始末。
「ちょっと待て!酒持ってこいや!」
リアルは未成年だけどここでは成人済みだ。呑みたくなる時だってある。
そんな風に呑んでる私を面白がって、絡んでくるバカが隣に来た。
「俺は仲間になんかならないぜ?」
は?別に言わなくてもよくない?面と向かって言われる筋合いないわ。でも、チーム戦をしたい私はなりふり構っていられない。
「待って、私は仲間が欲しいだけなの!変態から逃げないで!」
酔った勢いで、自分で変態って言っちゃった……。あ、めっちゃ引いてる。ごめんね、こんな女で……。
呆然と一人、さみしい背中を酒場に漂わせていると、一人の男が寄ってきた。
「もしかして、私を仲間に――」
「無理」
まぁたぁかぁよぉーーー!
なんでそんなこと直接いうのよーー!
アンタたちに人の心はないんか!?あぁ!?
千鳥足で酒場を出た私は、少しでも金を稼ごうと戦闘可能域へと出る。だって所持金残り400ステロだもん。
あの酒場なんかボッタクってない?酒一杯で600ステロも取る?まぁ美味しかったからいいんだけど。仲間できなかったけど。
「くっそ、あの野郎ども!見てやが――」
パァァァン!
油断……した……。酒に酔って……弓の準備…してなかった……。
なんでこんなに狙われるんですか?私だから?そんなことないよね。弱小弓使いを殺したってなんの得にもならないんだけど……。
そんなことを思いながら、私は眠りについた。
自分なりに、『一人称を極限まで追求したらどうなるか』をテーマにして、真弓に自由に暴れてもらった作品です。
弓道女子×FPS×戦闘×ギャグ×青春の、盛りだくさん詰め合わせとして書いたつもりなので、最後まで楽しんでもらえると嬉しいです。
AI利用について
作品を読んでもらう人がいないため、本文を読んでもらい、感想をもらうだけに留めています。
AIから文章や設定、展開などを取り入れて反映させることは一切していません。
この作品は真弓が突っ走ってるだけです。




