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りくの詩  作者: 山田りく


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りく寓話第十夜【北風と太陽】


ある日、北風と太陽が雑談してると旅人が通りかがりました。


北風が、ちょっとあの旅人の服を脱がしたら勝ちという勝負しない?


「受けようぞ!貴様のその鼻っ柱をへし折ってくれようぞ!」


「「いざ!尋常に勝負」」


北風のターン

「急に風が強くなったな寒い!」

「ミス、ダメージを与えられない」


太陽のターン

「お肌焼けてシミになっちゃう!」

「ミス、ダメージを与えられない」


「「引き分けだな」」


お互いに痛み分けで試合は終わるように見えたその時


???「私も参戦しよう」


「なにやつ!」

北風が振り返りるとそこには


月がいました。

「私が脱がせます」


北風も太陽も大笑いして、貴様ごときに何ができる!と嘲笑しました。


月は、特に気にせずに

「では…」

と、ニヒルな笑みを浮かべました。


旅人「いつの間にか夜になったぞ、そろそろ寝るか……」


旅人は、上着を抜いで毛布代わりにして寝始めました。


月「どやぁ!」


北風「参りました」

太陽「参りました」

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