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りく寓話第九夜【裸の王様】
ある国に新しい服が大好きなとてもお洒落な王様がおりました
新作の服が出るたびに取り寄せ
新鋭のデザイナーが出現するたびに呼び寄せる
それぐらい新しい服が大好きでした
そこに目をつけたとある詐欺師
「バカな人には見えない布地がある」
と、王様のプライドを刺激してまんまとお金を騙しとります。
王様は、これ詐欺じゃね?とは思いましたが、まあ一興ということで楽しみました。
さて、新しい服のお披露目パレードになりました。どうしたものかの?と王様は思いましたが、なんとかなるだろう。と楽観主義で強行しました。
パレードでは自分がバカだと思われたくないため、家来も町の人も服が見えないのに「素晴らしい服だ」と嘘をつきました。
王様が裸でパレードをしていると、一人の子どもが「王様は裸だ!」と叫び、みんなが真実に気づきました。
王様は、さらに一枚脱ぎます。
そして、男は「すげえ」女は「きゃー」と歓喜します。
王様の王様は、威厳が保たれました。




