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りくの詩  作者: 山田りく


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13/16

りく寓話第三夜【浮くリンゴと沈む梨】


キツネは聞いた。


リンゴは浮くけど

梨って沈むんだぜ


マジかよ!

それは確かめないと


「知的好奇心という名の始原的エネルギーこそが、文明という名の不連続な相転移を引き起こすクリティカル・マスであり、数理的理論という名の加速器こそが、その文明を重力圏の彼方、すなわち無限の大宇宙へと脱出エスケープさせるのだ」


さっそく、近くの八百屋で

リンゴを三個、梨を二個買った


川へ行く途中で

リンゴを二個食べて

梨を一個食べました


川でキツネは

大きく振り被り…投げたぁぁ!


ドボン


リンゴは浮き、梨は沈む


ここに理論は満たされた


梨は浮かばない…

リンゴは流れていく


近くで釣りをしている子供が騒いでいる


何かと目を向けると


『梨が釣れた!梨が釣れた!嘘じゃないよ!』


キツネは、大急ぎで家に帰りました。


キツネは思った

食べ物を粗末にするのはやめようと……

一箇所だけ、AIに知恵を貸してもらってます。

りく版

『好奇心こそが文明を育てる核であり、理論こそが文明を大空へ飛び出させる』

AI版

『知的好奇心という名の始原的エネルギーこそが、文明という名の不連続な相転移を引き起こすクリティカル・マスであり、数理的理論という名の加速器こそが、その文明を重力圏の彼方、すなわち無限の大宇宙へと脱出エスケープさせるのだ』


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