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レコンキスタ 旅立ちの再会  作者: 樹本茂
第二章 アンケリッツ・ミル・エリミタージュ
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「なんですか? このガキは?」


全身ぼろぼろのリアを俺は治癒魔法をかけて癒すが不慣れなため、効果は徐々にで……


時間がかかっているのだが……


俺が背中に背負い、ぐったりしているリアは、ランスウッドに唸った。


「お前が、殴る蹴るの暴行を働いたんだろう!

おっさん! 治ったら、もう一度殺すぞ!」


リアが……

俺の背中でランスウッドを一睨み中だ。


「なんだと!」


「辞めろ、ランスウッド。こいつが……

ああ、この方に俺達は殺されて、再生していただいた。いわば命の恩人?……だ」


「自作自演じゃないですか?」


「控えろよ雑兵! 我は王妃にしてチクィートの妻である。今回は無知ゆえの失態として、許すが、以降、下品な言葉遣い、小汚ない身だしなみ、僕への誹謗中傷は厳禁だ!」


俺の背中に顔を置いてぐったりするリアを見回して、一つ溜息をついたランスウッドは、


「はあ……


若……


いくら成人女性に相手にされなかったからって……

これはいけませんぜ。


若……

若を想うからこその忠言と心得下さい!


曲がった性癖は……

正すべきです。


子供はダメ!!

山ほどいい女はいますから、だから、早まらないでください。


良いですね?

すぐさま、この子を開放してください。


近くの村からいくらで買ったんですか?


半分くらい返してくんねえかな……

金だって無限じゃ無いのに……

ブツブツ」


「チクィート……

こいつ……

え~ん……

謝るどころか、僕をバカにしてる……


あ~ん悔しいよう!」


リアが泣きだした。


「違うんだって……ランスウッド……」


「リア、君は今何歳?」


「1,003歳」


「1000……


……


はあ、そうですか……

これじゃあ……

村から体よく追い出されたんですな。それを真面目に金出して買ったんですね……


若……


これから、高いもの買うときはこのランスウッドにご相談ください。って、言うより財布よこせ! いや、預けてください。無駄なもんばっかり買って……


返せんのか? 心配になってきたな……


ブツブツ」


ランスウッドが一睨み中。

リアは俺の背中で天を仰いでギャン泣き中だ……


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