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ウイニングブラッド~近未来競馬物語~  作者: うーた。
第2章
82/130

地方からの刺客と大物牝馬の登場


【コスモアンドリアル】は、北海道三石郡三石町(現・日高郡新ひだか町)にある加野牧場で誕生した。本馬の父のブレイブはそれまで目立った産駒を出せずに生まれ故郷のアイルランドに再輸出されており、兄弟にも活躍した馬はいなかった。売れるまでには時間が掛かり、結局400万円の安値で購入された。その後、2046年8月に、フレッシュチャレンジ(2歳新馬、旭川競馬場)でデビューし、2着に大差勝ちする。


この勝っぷりから地方で連勝したのち地方競馬のホッカイドウ競馬に所属しながら中央への挑戦を決めた。

11月に東京競馬場で行われた百日草特別(2歳500万下)が、JRAでの初戦となった。


所属クラブの総帥はホッカイドウ競馬のリーディングジョッキーである五十嵐春樹騎手に起用した。目立った実績もなく芝のレースが初めての本馬は、単勝オッズ65.2倍の9番人気(11頭立て)とまったく人気がなかったが、レースでは向正面で先頭に立つと、単勝オッズ1.2倍の支持を受けていたライアーゲームの追撃を問題にせず押し切り、コースレコードタイムで勝ちを収めた。のちに五十嵐は、馬に乗った感触が良かったので、「500万下ぐらいなら勝てると思った」と述べている。


続く京都2歳ステークスでは北海道から阪神競馬場までの長距離輸送が不安視されたものの、第1コーナー過ぎから逃げてレースを作ると、最後の直線ではミスディレクションを差し返して重賞初制覇を飾った。


地方で2連勝し中央で2勝して、これで負けなしの4連勝で主役の1頭に台頭してきた。

クラブの総帥の岡田は、次走にG1レースの朝日杯出走を明言した。


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コスモアンドリアル 2歳牡

父:ブレイブ

母:イソノトウキョウ

4戦4勝(地方2戦2勝)

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地方からの刺客が登場した2046年の2歳世代だが、牝馬の主役候補も登場した。

その馬は7月の末の新潟1600mの牡馬を交えた新馬をリーディングジョッキーの河田を背に、2040年のフラッシュフォワード以来の上がり3ハロン29.9秒の末脚で快勝した牝馬。

その子の名前は【リバティスカーレット】。


続く新潟2歳ステークスでも最後尾から直線だけで17頭をゴボウ抜き、ここでも31秒4の末脚で快勝!


スローの瞬発力勝負だけでないところを見せると同時に鞍上の河田曰く、まだ本気で走っていないとのコメントを残す。

そのコメントでファンの期待値が上昇し、今年2046年に39年ぶりに牝馬でダービーを制した勢いそのままに、来年はこの馬が勝つのではと言われだした。


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