怪物級
レースがスタートすると驚きに包まれた!
ブルースは落ち目といったら本馬には失礼だが、すでに6歳になっており、充実期を迎えている他の4頭には流石に終始遅れをとってしまう。
ハリケーンランタン、エレクトロニクス、クレインフライの3頭の実力は殆ど互角で、首差の攻防を繰り広げる。
若干昨年の凱旋門馬ハリケーンランタンが貫禄を見せつけて頭だけ抜け出した。
世界トップホース達の熱い競り合いに本来なら歓喜の輪に包まれるところだが、その3頭の競り合いをあざ笑うかのように遥か前方で走るシーバイードのパフォーマンスにより霞んでしまっていた。
距離延長の不安など微塵も感じさせず、馬なりでゴールしたシーバイードが2着のハリケーンランタンにつけた着差は8馬身。マイル戦と変わらないパフォーマンスして見せた。
「この馬も化け物かよ…」
シーバイードのパフォーマンスに武者震いしながら春馬が放つ。
「面白くなってきたな。」
祐翠も喜んでいる様子だ。
レースに勝利したR.ムーアJr.が観客席の歓声に応えているのだが、その目は祐翠・春馬の2人に向けられていたーー。
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キングジョージ6世&クイーンエリザベスS 2046 結果
1着 シーバイード R
2着 ハリケーンランタン 8馬身
3着 エレクトロニクス 1/2
4着 クレインフライ 1/2
5着 ブルース 33/4




