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ウイニングブラッド~近未来競馬物語~  作者: うーた。
第2章
79/130

キングジョージ出走表


キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス2046


1番人気 

シーバイード 4歳牡 R.ムーアJr. 2.6倍 延長課題

父:シーズンスターズ(父父:アブソルート)母:アグバード

9戦9勝 9-0-0-0 (G1 5勝)

ロッキンジS1着→クイーンアンS1着→サセックスS1着


2番人気

ハリケーンランタン 4歳牡 C.スミヨシ 2.7倍 凱旋門馬

父:アブソルート 母:ホールドミー

9戦7勝 7-2-0-0 (G1 2勝)

凱旋門馬1着→タタソールズゴールドC1着→サンクール大賞2着


3番人気

エレクトロニクス 4歳牡 L.デットーリオ 4.0倍 舞台不問

父:アブソルート 母:エルハハ

11戦8勝 8-2-1-0

アルマトゥームC1着→ドバイWC1勝→プリンスオブウェールズS2着


4番人気

クレインフライ 5歳牡 C.ロメーロ 5.5倍 晩成血統

父:サンデーコミックス 母:タマーキンダンス

17戦5勝 5-4-2-6(G1 2勝)

JC2着→有馬記念1着→ドバイシーマC1着


5番人気

ブルース 6歳牡 鷹極 19.0倍 記念受験

24戦8勝 8-6-0-10 (G1 1勝)

ジャパンC11着→タターソルズC5着→ハードウィックS1着


ーーーーーーーーーーーーーーー


「シーバイード以外も実績充分のメンバーだな。

昨年の凱旋門馬にドバイWCの勝ち馬、今の日本のチャンピオンホースといっていいクレインフライと…ブルースも実績は充分だ。」

「距離実績の無いシーバイードはこのメンバーでどこまでやれるのかな。」


祐翠と春馬がキングジョージに出走するメンバーを観察していたが、注目しているのはやはりジュニア騎乗のシーバイードだった。

距離延長が嫌われてなのか単勝オッズはそこまで抜けた人気ではないものの、アブソルートラインの最高傑作と呼ばれている名に恥じない走りを期待されている。


「シーバイードにとっては未知の距離だ!折り合いには注意してレースしよう。」


シーバイードに語りかけるように囁いたジュニア。


「まあ、僕は負ける心配は全くしてないよシーバイード。」


そんなシーバイードとジュニアの様子を他のベテランジョッキー達が突き刺すような目線を向けていた。


「アブソルートが引退したというのに、いつまでもその子供や孫達に天下を取らせるつもりはない。」


現在の世界のレーティング1位はこのシーバイードとハリケーンランタンなのだが、それは長きに渡って世界最強の座に君臨し続けてきたアブソルートが、2044年の凱旋門賞を勝利し10連覇を達成したことで現役を退いた為、シーバイードが世代交代でトップに立つことになったのだ。


しかしシーバイードのここまでの実績はあくまでマイルで敵なしという実績のみ。

このレースの結果次第で、中長距離の主役が決まる。


そんな意味もあり、このレースは各陣営が大きな注目をしているのだ。

そしてレースの発送時刻が近づく…


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