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ウイニングブラッド~近未来競馬物語~  作者: うーた。
第2章
76/130

あれから5年後


2046年日本ダービー、2042年から続くアブソルート産駒の日本ダービー制覇の流れを止められずに日本牡馬はダービー4連敗中だった!


そして今年も日本の牡馬はダービーを勝利することは出来なかった…しかしそれは悲観することではなくむしろ喜ぶべき歴史的な快挙だった!


6年目の白浜美波騎手が牝馬のベルモットでダービーに挑戦し、2007年のウオッカ以来39年ぶりの牝馬でのダービー制覇を成し遂げたのだ!


「やったあああーーー!!!」


ウイニングランの最中、ベルモットの背になる白浜は観客達の声援に手を振り応えるも、感動のあまり人目も阻んで号泣していた!


「おめでとう白浜ちゃん!」


15番人気で2着に好走したホウゼンジキングス騎乗の福山祐翠とアドマイヤオーロラで3着した風切春馬が勝利を祝った!


5年ぶりの日本馬のダービー勝利とアブソルート産駒の牡馬アリスナインも4着に退けての勝利から日本馬のリベンジが始まる予感がしていた!


そしてダービーが終わると2歳の新馬戦が始まる!


「ダービーは残念だったけど、2歳には楽しみな馬がいるんだ!春馬は?」


「俺もいるよ、ずっと楽しみにしていた馬が!」


デビューから7年、25歳になった祐翠と春馬はリーディング争いを毎年繰り広げるトップジョッキーとなっていた。

そんな2人が期待している2歳馬とは一体どんな馬なのか?


2046年6月、2歳の新馬戦が続々と始まっていくーー



ーーーーーーーーーーーーーーー


ダービーの翌週の6月から2歳の新馬戦が始まってまもなく、7月1週目の日曜日、阪神4Rに祐翠の期待の新馬が登場した!


福山祐一厩舎で父サイレンススタート、母シーザリオンの期待の新馬。

直前の調教では厩舎の重賞勝ち馬に先着する圧巻の仕上がりを見せている。


本馬の名前は【サイレンスストーリー】

父の叶えられなかった凱旋門賞の勝利をこの馬でという思いから命名された。


福山祐翠とサイレンスストーリーの伝説はここから始まる!


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