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ウイニングブラッド~近未来競馬物語~  作者: うーた。
第1.5章
73/130

【アブソルートvsプライドライン】其の3


ダートの頂上決戦のブリーダーズカップクラシック。

アブソルートやプライドライン以外にも頂上決戦に相応しいメンバーが揃っていた。


ドバイワールドカップの勝ち馬のカントリーロードは前走でプライドラインに大敗したリベンジに燃えていたり、ペガサスワールドカップの勝ち馬なども参戦している。


しかしそんな世界の強豪馬達もプライドラインのスピードには全くついていけない。

スタートから先頭に立ち、そのまま先頭でゴールするいつもの競馬。ついていった者から脱落してしまうのだ。


そんな中、アブソルートは初のダート戦にも関わらず、芝のレース同様先行してプライドラインの2番手を追走する。


「まさかついて来れるとはな。それだけで驚きだぜジュニア。」


「つくづくうるさい奴だ。」


ハイペースで逃げるプライドライン。

アブソルートはその2馬身後ろを追走している。

3番手にいたカントリーロードは前走同様、レース中盤でまたもプライドラインのスピードについていけない。


徐々に着差を離されていく……


レースを日本から観戦していた祐翠、春馬、小和田、珍念、白浜などの若手騎手達。


「ああこりゃダートでプライドラインに勝つのは難しいぞ。アブソルート大丈夫か?」

小和田がプライドラインのあまりの手応えの良さに発した。


「でもアブソルートが負けるところは想像できないし、見たくないな。」


「祐翠…。」

祐翠の発言に春馬も同調していた。


「確かにアブソルートならダートでも走れるだろう、しかもあの馬凱旋門賞でさらに1段階進化したような気さえするんだよな。」


「進化?9歳のアブソルートが?リザードンがメガリザードンになるみたいな感じかな?」


「白浜はポケモン好きなのか?」


「メガリザードン?XとYどっち??」


「珍念は黙ってろ!」

珍念を一喝した小和田。


そしてレースは後半を迎える。


「よくついてくるじゃないかジュニア?でもそろそろ限界か?」


顔をうつむきながら返事をしないジュニア。

アブソルートも限界なのか?

そう思われたが、アブソルートを促すなり本馬はスピードを上げてプライドラインに追いついた。


「何っ!!」


驚いたブラ騎手。


「おいブラ!お前の馬の前走の2着との着差は19馬身だったっけ?なら今日は20馬身突き放してやるよ。」


「なんだと!」


むん!


そういうとジュニアはアブソルートにゴーサインを出して激しく追い始めた!

するとあっという間にプライドラインとの着差を広げていく。


プライドラインにとってはじめての展開。はじめて自分より早く走る馬との対峙に闘争心が折られた音がした!

プライドラインはアブソルートに着いていくことすら出来ずに着差を広げられてしまった。


アブソルートがそのままゴールイン!

2着のプライドラインとはなんと32馬身もの着差をつけてしまった。


アブソルートから大きく遅れてゴールしたブラにジュニアが言い放つ!

「これがアブソルートだ分かったか?」


ブラ騎手、プライドライン陣営を含めてアブソルートのアンチ達を黙らすには最高に効き目のある会心のレースだった!


今後もアブソルートの進化、伝説は続くのであった!!


【アブソルートvsプライドライン】完



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