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ウイニングブラッド~近未来競馬物語~  作者: うーた。
第1章
69/130

待っているぞ


絶対王者アブソルートと若き挑戦者フラッシュフォワードはお互い死力を尽くしてほぼ同時にゴールに駆け込んだ。


どっちが先にゴールしたーー?


ほぼ同時のゴールに興奮が止まない。

「小和田くん、どっちが勝ったかな?春馬くんの馬がかわしたかな??」

珍念は我がことのように大興奮していた。


「…いや、これは……。」

しかしそれに反して冷静な小和田、それに他の騎手達が続ける。


「ゴール直前でバランス崩してたからな、そこからうまく立て直したけど…。」


「差せてはないでしょうね…。」

白浜が残念な表情ではあるが、冷静に分析して答えた。


「そっか……。」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


実際にレースをした当事者達は自分達の勝ち負けをより明確に理解していた。


「負けましたジュニアさん、完敗です。」


「完敗ではないだろ?最後バランス崩してなかったら危なかったぜ?まさかアブソルートがこんなに苦戦するとは思ってもなかった。」


ジュニアのねぎらいの言葉に一旦間を置き春馬は応えた。


「…ありがとうございます、でも完敗です!祐翠の馬がいたからここまで戦えた。俺1人じゃ全く勝負にもならなかったと思います。」


「…ははは謙遜しすぎだとは思うが、確かにサイレンススタートにはだいぶスタミナを削られたのは事実だ。」

ジュニアは続ける。

「後で祐翠にも伝えておいてくれ。この舞台(凱旋門賞)で俺とアブソルートはお前ら2人を待っていると。」


「え!」

驚いた春馬。


「でも恐らく祐翠の馬はもう…。」


「…俺はお前ら2人を待っていると言ったんだぞ?…まあ、できればあの馬の血が通った競走馬と一緒に挑戦して来てくれたらなお嬉しいかな。」


「…ジュニアさん。」


そういうとジュニアはアブソルートを再び歩かせ始め、声援に応えた。

アブソルートのハナ差での勝利が確定していた。


レースの決着は自身の持っていたレースレコードを大きく更新した【2分20秒99】の決着となった。


凱旋門賞2041結果


1着 アブソルート      R.ムーアJr.   R

2着 フラッシュフォワード 風切     ハナ

3着 フランシス       T.ウィークリー8馬身

4着 インゼルジャパン    鷹豊     7馬身

5着 モチベーション     K.ファルコン クビ

6着 レインドリーム     A.シュイタケ ハナ

7着 ダンシングカレィジ   美馬     2馬身

中止 サイレンススタート   福山



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