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ウイニングブラッド~近未来競馬物語~  作者: うーた。
第1章
68/130

決断と決着!


光速を超えたスピードで走ってきたサイレンススタート。

ゴールまで残り80m、後ろの2頭との着差は5馬身以上…

明らかな異変があった本馬だがスピードは失速していない。

このままゴールまで走り切ることもできそうだ。


だが…


「このまま走り切ったら勝つことはできてもサイレンスは…」


数十年に渡って日本競馬の悲願。

昨年の自身の敗戦のリベンジが目の前の状況。


しかし祐翠は異変を感じた直後、躊躇なくサイレンススタートを追う手を止めて即座にスピードを落とし始めた。


!!!!!


後ろにいたジュニアと春馬がその光景に驚いた!!


「何かあったのか?」


「どうしたんだ祐翠…」


テレビ越しに流れたその映像に愕然とする日本国民達‥


失速したサイレンススタートをアブソルートとフラッシュフォワードが追い抜いていく。


「春馬後は頼む…」


急停止させ本馬を降りた祐翠が春馬にエールを送る。

祐翠のそのエールに応えるべく、春馬は歯を食いしばり再び激しくフラッシュフォワードを追う。


並走するアブソルートとフラッシュフォワード。

2頭の手応えは変わらない。

どちらも自身が持つ最高速で走っている。


並走する2頭。

減速しレースを止めたサイレンススタート、3番手に変わったフランシスとは大きな差がついている。


首の上げ下げも全く同じ…完全に2頭のマッチレース!


最強馬と対等に戦うフラッシュフォワード。



「勝てー!春馬ーーー!!!」



レースを中止した祐翠が後方から大声で叫んでだ。

その言葉で春馬は自身の背中が何かに押された感覚を感じた。


すると、並走していた2頭に優劣が生まれた。


光速の脚に対抗していたアブソルートを遂に抜き去り、ハナ…アタマと抜け出した!


「いける!」


最強馬アブソルートを捉えたフラッシュフォワード!!!

だがその直後、荒れたロンシャンの馬場に脚を取られてバランスを崩してしまう。


「くっ…フラッシュもギリギリの状態か…。」


限界ギリギリの戦い、その一瞬のロスを見逃さないジュニアは再びフラッシュを追い抜く。体勢を立て直した春馬は再び追い縋る。


いけーーーーー!!!

日本中の競馬ファンの応援がこだまする。

風切春馬、R.ムーアJr.2人とも必死の形相でお互いの馬を全力で追った。


そして2頭はほぼ同時にゴールに駆け込んだ!


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