表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ウイニングブラッド~近未来競馬物語~  作者: うーた。
第1章
58/130

疑惑


このメンバーのレースを制したらG1 3つ分の価値がある!

そんな大注目のレースとなった2041年の凱旋門賞。

出走馬も確定して最終追い切りも終わり、いよいよレース当日を待つだけとなった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

凱旋門賞2041 ロンシャン競馬場2400m


1枠1番サイレンススタート 3歳牡 大逃 福山

2枠6番インゼルジャパン  4歳牡 差し 鷹

3枠4番ダンシングカレィジ 3歳牡 追込 美馬

4枠7番レインドリーム   3歳牝 差し A.シュイタケ

5枠5番モチベーション   3歳牡 差し K.ファルコン

6枠3番フランシス     4歳牡 先行 T.ウィークリー

7枠2番フラッシュフォワード3歳牡 追込 風切

8枠8番アブソルート    9歳牡 王道 R.ムーアJr.


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


レース前各々の騎乗馬に乗る直前にダンシングカレィジ騎乗予定の美馬ジョッキーがレジェンドジョッキーの鷹にあいさつに来た!


「どうも鷹騎手、今日は宜しくお願いします!」


若手騎手からの挨拶でそれ自体は全くおかしいものではないのだが、違和感があったのはこの行動や言葉ではなかった。

あいさつに鷹も応えるべく美馬の方に顔を向けた時だった。


美馬は鷹を睨みつけていた!!!


年齢は50近くも離れており、初対面とは思えないほど高圧的な態度を美馬はしている。

驚いた鷹は美馬にこう尋ねた。


「怖い顔してるけど、俺がなんかした?」


凱旋門賞前でしかもレジェンド騎手へのあいさつということで緊張している可能性もあるが、どうやらそうではないらしい。


ーー「この顔と名前を見ても気がつかないんですね?」


「顔と名前?」

全くピンと来ていない鷹騎手。


そんな姿を見て美馬は言い放った!

「アンタにだけは死んでも負けられません!」

そういうと美馬は憤慨しながらその場を後にした。


その姿を見ていた後輩の福山祐一が考えていた。

「確か美馬くんは母親に育てられて父親が居なかったんだったよな。‥それで名前が美馬、まさか?!」


何かを感じてゾッとした祐一。


正直、人気ジョッキーなら異性にモテるのは当たり前で、自由な時間もある仕事だ。

プロのスポーツ選手と一緒で浮気や不倫の噂くらい出て当然、なきゃおかしいくらいだろう。


なのでここで祐一が考えた仮説はあくまでも可能性の話である。


ーーーーーーーーーーーーーー

「親父、何かあったの?」

レース前に不安そうな顔をしていた祐一に気づいて祐翠が聞いた。


「いや別になんでもない。お前は自分の準備に集中するんだ。」


そう親父に言われると祐翠はこう言った。

「準備なんてとっくに出来てるよ、昨年の敗戦からずっと準備してきたんだから…勝つ準備をね!」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ