表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ウイニングブラッド~近未来競馬物語~  作者: うーた。
第1章
49/130

凱旋門賞へのステップ


2041年夏、昨年の有力馬たちが立て続けに海外で敗北が続いている。

昨年の年度代表馬のゼンノロイマクレガーはインターナショナルSでアブソルート産駒のフランシスに完敗したことで、秋は国内に専念することが発表された。

秋天→JC→有馬記念の3戦で引退予定だ。


昨年のダービー馬シルバーグレイトは国内では3着以下がないが、昨年の凱旋門賞4着と前走のキングジョージ8着と海外で結果が出ていない。

3歳牝馬のシーザリオンはアメリカオークスを2着に敗戦すると体調を崩して復帰のメドが経っていない。


シルバーグレイトとシーザリオンは祐翠が専属騎手で春先の好調から一点、悪い流れが続いていた。


しかし挑戦することを辞めない祐一厩舎は夏場で放牧中だったサイレンススタートの凱旋門賞挑戦を発表した。

札幌記念で洋芝を経験してフランス遠征するというプランの発表だった。


先週インターナショナルSでフランシスがゼンノロイマクレガーに完勝した直後の発表ということもあり、ここでのレースは勝つのは当然でどういった勝ち方をするかが注目される難しいレースになった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


札幌記念のインタビュー時の祐翠のコメント。

「サイレンスの次走はエプソムダービー後の調子次第だったけど、目標はもともと凱旋門賞だったので、無事に遠征できるようにいいレースをしたいと思います。」


ーー「日本ダービー後早々に凱旋門賞参戦を発表していたフラッシュフォワードに凱旋門賞でリベンジですね?」


「もちろんです!」


サイレンススタートに勝利してダービー馬になったフラッシュフォワードはレース後すぐに凱旋門賞挑戦の発表をしていた。

同馬は凱旋門賞と同条件の3歳限定レースのニエル賞からの参戦で、これは昨年のシルバーグレイトが踏んだローテーションと同じだった。


凱旋門賞に挑むのは斤量の軽い3歳時がいいのか?

どういった血統の馬が好走しやすいのか?

凱旋門賞の前哨戦はどこがいいのか?

はたまた直行の他がいいのか?

色々な考察がされるものの明確な答えは未だに出ていない。


この時期になると競馬好きたちは自分達の考えを口論することが楽みなものである。


ーー「先輩、サイレンススタートが札幌記念挟んで、凱旋門賞挑戦発表されましたね。」


「ああ、発表あったな。」


ーー「先輩は凱旋門賞挑戦はどういったローテーションがいいと思います?僕は3歳で挑戦して現地で1走したほうがいいと思うんですけど。」


「…そんなもん、馬によるんじゃねぇ?」


ーー「(会話の出来ない人だなぁ…)」


札幌記念は1着が当然と思われているサイレンススタートだが、出走予定のメンツはそんな予想と裏腹に豪華メンバーの出走が予定されていた。


【出走予定馬】

サイレンススタート 3歳牡 福山祐翠

8戦6勝 G1 3勝 朝日杯、ホープフルS、英ダービー


ユキンコ 4歳牝 白浜美波

11戦7勝 牝馬G1を3勝、昨年の札幌記念の勝ち馬


セブンシーズ 5歳牡 悪田豊

21戦6勝 ドバイターフを逃げ切りした勝ち馬


ジャックパペット 4歳牡 藤本裕

10戦6勝 G1勝ちはないものの前走金鯱賞を楽勝し現在5連勝中




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 前話ではシーザリオンはアメリカンオークスで負けてるのに何故か今回は勝ってる。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ