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ウイニングブラッド~近未来競馬物語~  作者: うーた。
第1章
35/130

大物登場


2強対決で注目されていた皐月賞はその2頭の騎手の同期の小和田騎手の勝利で、同期の3頭が揃って馬券内に入ったことから、新世代の到来をより強く世間に印象付ける結果となった!


競馬好きの世間の意見では、日本ダービーはこの上位3頭による再戦になるだろうと言われていた。


その理由は皐月賞で4着したセカンドインパクトのレース後の故障の発表と、1番人気のサイレンススタートと壮絶な逃げ争いをしてレースを作ったミッキーマイルが適距離のNHKマイルを目標にすると発表があった為だった。


さらに青葉賞などダービートライアルレースでもさしたる大物の出現はなかった。

競馬予想の中心は競馬場と距離が変わることによる3頭の力関係の考察だった。



しかし1頭の馬のダービー参戦の発表からその考察に待ったがかかる。その馬は昨年のダービーでは僅差の2着に敗れるものの初年度産駒から日本競馬界、いや世界の競馬を震撼させたアブソルート産駒の出走発表だ。


今年のチームアブソルート軍団が日本競馬に送り込んだ刺客馬は、ホープフルSでサイレンススタートの2着のテクノブレイクだった。


しかし完敗したレース内容から同馬のクラシックレースの出走を断念した。

そのテクノブレイクの代わりに今年の産駒の中でより有力で日本の馬場に合うであろう馬を送り込んだ。


その馬は父のアブソルートと同じオブライアン厩舎の【ダンシングカレィジ】だ!

そして鞍上は厩舎のエースジョッキーのR.ムーアJrだ。


現在4戦4勝で前走に2000ギニーを楽勝した同馬はエプソムダービー出走を予想されておりダントツの有力馬だったにも関わらず、ジュニアの強い要望でこのレースに出走することになった。


オブライアン調教師とジュニアの会話。


ーー「まさかエプソムダービーではなく日本のダービーにこの馬が出走することになるとはな。」


「我儘言ってすみません、でもどうしても今年の日本の有力馬と対決しておきたかったんです。祐翠の馬ともう1頭奇跡の脚を使う馬。」


ーー「噂の2頭か?しかしその2頭は皐月賞というレースで負けたようだぞ?」


「展開が合わなかったのでしょう。とりあえずその馬は総合力は兎も角。アブソルートでも出来ない芸当をできる数少ない馬なのでね。注意は必要かと…」


若くして世界一の騎手と言われているのは伊達ではない。

ジュニアはサイレンススタートとフラッシュフォワードの2頭を警戒していた。


春の皐月賞後の、天皇賞春、NHKマイル、ヴィクトリアマイルとG1レースが激闘のまま進んでいった。

来週は3歳牝馬のクラシック2冠目のレース【オークス】だ!



ーーーーーーーーーーーーーーー


【天皇賞春】レース結果

大阪杯の勝ち馬のシルバーグレイトが不参加だった為、断然人気のゼンノロイマクレガーの勝利。

宝塚記念後の海外挑戦が発表される。


【NHKマイル】レース結果

皐月賞9着以外のマイルレースでは全勝中だったミッキーマイルが人気に応えて完勝。

同馬の次走は古馬の春のマイル戦の安田記念を予定。


【ヴィクトリアマイル】レース結果

昨年のエリザベス女王杯で降着によるまさかの初黒星を喫したカワサキプリンセスの不信が続く。1番人気の同馬が馬券外に敗れ大荒れ決着。3連単は2000万円馬券にもなり、牝馬低迷時代を象徴する結果となった。


ダントツ人気馬の完勝か凡走かの両極端な結果となっている。

オークスは桜花賞を制した祐翠騎乗のシーザリオンがダントツ人気と予想されている。


果たしてオークスの結果はどうなるのか…



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