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ウイニングブラッド~近未来競馬物語~  作者: うーた。
第1章
31/130

止まらない


まもなく先頭が1000mに通過する皐月賞!


単騎逃げの出来なかったサイレンススタートを見て祐一調教師。

「このままだと1000m通過は58秒台か?決着はおそらく1分58秒〜59秒!ここはミッキーに先頭を譲って2番手の競馬で脚を溜めてもいいんだぞ祐翠?」


先頭は変わらずサイレンススタートとミッキーマイルの2頭。

枠の差で内側にいたサイレンススタートが頭1つ分前にいながら、3番手以降を離していた。


「譲らないな祐翠くん。2番手に控えたら絶好の位置だろうに、どうして逃げにこだわる?番手の競馬に不安でもあるのか?」


祐翠が一瞬動きを止めて大きく息を吸い込んだ。

「ふー。」


その様子を横で見ている浜中ミッキー

「流石に控えるか。ミッキーマイルにとってもこのまま争うのは厳しかったから助かる。」


手綱を緩めて浜中ミッキーに先に行かせると思われたのだが、祐翠は逆にサイレンススタートを追い出しペースを上げた!


「何っ?!」


あっという間に馬体1つ分抜け出したサイレンススタートと福山祐翠。

それを見て逆にペースをたまらず落とす浜中ミッキー騎手。


わー!


その展開に競馬場のボルテージが上がる。

単独先頭になったサイレンススタートが1000mを通過した。


1000m57秒8ーーー!

早い早すぎるーっ!!!


単独先頭のサイレンススタートからペースを下げたミッキーマイルとは2馬身離れていた。

さらに3番手以降とは5馬身以上。


観戦中の新人ジョッキー集団の1人。

「このペースは差し追込み馬により有利な展開になっちゃってるんじゃないか?」


その感想に白浜美波騎手。

「だけどサイレンススタートが止まらなかったら逆に差し馬以降はノーチャンスだよね?」


「いやこのペースで止まらないなんて…いや、まさか?」


3番手以降の馬たちも続々と1000mを通過していく。

そうしてまもなくすると。


『おおーっと1頭動き出したー』


中団後方から競馬をしていた鷹豊騎乗のセカンドインパクトがまくり気味に進出を開始した!


そしてそのすぐ後ろにもう1頭一緒に上がっていく馬がいた。

「風切か?!」


フラッシュフォワードと風切もセカンドインパクトと一緒に動き出していた。

「鷹さんも?!」


「やるな風切!このままのペースでいたら勝ちはないことに気づいたか!おそらくサイレンススタートは止まらない」


鷹豊騎乗のセカンドインパクトと風切騎乗のフラッシュフォワードが馬群の外を回りながらポジションを上げていく。





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