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第16話 「ボスゴブリン」との戦い

 僕が扉に飛び込み中に侵入すると扉は粉々になり周りにヒビができていた。

「イタタタ…能力はもうできるだけ使わないようにしよう。危険すぎる。」

 扉の先は巨大な木の中の空間で少し薄暗かった。

空間の中央に少し大きなゴブリンがいた。多分あれが「ボスゴブリン」なのだろう。

「ブゴォゴゴォーン!!!」

ボスゴブリンは激怒していた。それがダンジョンの階段と小屋を落とされたからか、それとも大きな扉を破壊されたからか、あるいは両方だろうか?

「ブォーン!ゴォーン!!」

そうボスゴブリンは叫びながら僕に突進してきた

僕はそれに反応できず、大きく吹き飛ばされてしまった。

「クソ!やりやがったなコレでも喰らえ「辛玉」!」

能力は使いたくなかったので若干忘れかけてたスキルを咄嗟に使った、するとシャボン玉のようなサイズの赤い玉がボスゴブリンに向かって飛んでいったのだが。

「おっっっっっそい!」

飛んでもなく弾速が遅かった。それを見ていたボスゴブリンは、

「ブガハハハwwwwwww」

さっきまでの怒りは何処へやら、完全にコチラを見下して笑っていた。そしていつのまにか手に持っていた棍棒で玉をはたき落とそうとした、すると、

「バゴォーン」

と爆発が起こりボスゴブリンを黒焦げにしてしまった。

「何が起こったんだ。あいつを倒したのか?」

僕がそう呆然としているとボスゴブリンは光になって消え、代わりに棍棒が出現した。

「これがドロップ品なのか?実感が湧かないなぁ…。」

そう言いながら棍棒を持ちあげると、

「ダンジョンクリアを確認、ポータルを出現させます。」

どこからか機械の様な声が聞こえて地面に魔法陣の様なものが現れた。

「コレに乗ればいいのか?」

僕がそれにのると眩しい光と共に一瞬でダンジョンの外に出ていたのだった。

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