第13話 朝食のスープとパン
朝起きると、体が汗でべとべしていた。昨日は部屋についてからベッドにダイブして身体を洗わなかったからそりゃそうなのだが、気持ち悪かったので部屋に備え付けられているシャワー室で身体を洗った。ちなみに服は昨日着ていたのと同じ服なので気持ち悪さは少しマシになった程度だ。
そうして身支度を整えた後、部屋をでて宿屋の食堂に向かい朝食をとることにした。
食堂はチラホラいるにはいるが思ったより人が少なかった。意外に思いながらカウンターで朝食を受け取り、空いてる席にすわって食べ始めた。
朝食は、硬いパンとゴロゴロと野菜と肉が入った濃い茶色のスープで、パンがあまりにも硬かったのでスープにつけてほぐしながら食べた。スープもかなり濃かったが食べれなくはなかった。朝食を食べおわり朝食のトレーをカウンターに返したら、食堂の従業員に驚かれた。何故驚たのか聞いてみたら、なんでもスープが胃もたれするほど濃いので他の客はほとんど残すらしい。たしかにかなり濃かったが胃もたれするほどではない、ここの人達は濃い味が苦手だったりするのだろうか?
僕がそう考えていると、ネロが迎えにきてくれた。
「昨日はよく休めたか?今日もギルドに向かうぞ。ゴルガワに向かうように言われているからな。」
「それなんですけど、まず服屋に行ってもいいですか?服がベタベタで気持ち悪いので。」
「それはいいがお金は持っているのか?」
「あっ…。」
「まぁ、心配するな今回も私が出そう。」
「いいんですか?流石に悪いですよ。」
昨日の宿代を払ってくれたのだ。流石に服も買って貰うのは、気が引ける。
「大丈夫だ。お前はここに来たばかりだし、何より私はお前に期待してるからな。少しの面倒はみてやる。だが出来るだけ安くすませてくれ。」
そうしていると服屋についたので、服と下着を何着かネロに買ってもらった。その後更衣室に行き今着ている服をぬぎ、新しく買ってもらった服に着替えた。
着替えた後、少し遅くなってしまったので、できるだけ急足でギルドに向かった。




