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第12話 スキルと宿屋

 宿屋を探している途中、僕はネロに質問を投げ掛けた。

「そういえば、あの面倒くさい奴らはどうなったんですか?どこかに連れていかれてましたけど。」

そうするとネロは、

「あぁ、アイツらは闘技場のルールを破ったからな。しかるべき場所で裁かれるぞ。」

元の世界でいう警察や裁判所的なところだろうか、だが何処で裁かれるのか教えてはくれなかった。

「私からも聞きたいことがある。そろそろお前の能力がレベルップするころじゃないか?なにかスキルは獲得したか?」

そういえば決闘が終わった後、あの声がしたのは覚えているが色々あって確認するのを忘れていた。

「決闘の後にあの声は聞こえたんですけどなんて言ってたのかは覚えてなくて、今確認しますね。」

「ステータスオープン!」

そう僕が言うとあのステータス画面が現れた。

________________________________________

能力名:「辛党」レベル2

説明:辛い物を食べると10分間だけ強くなる。

食べる物が辛ければ辛い程強くなる。

スキル: 「辛玉(一辛)」

スキル説明:

・「辛玉(一辛)」 能力発動時の強さの1000分の1の威力の辛い玉を相手に放って攻撃する。

なお、このスキルは能力発動時以外にも使うことができる。

次のレベルまで:4回

________________________________________

 スキルが一つ増えていた。辛い玉を放つ技らしいが肝心の威力がわからない。なぜかというと、そもそも能力「辛党」を発動した時に攻撃したことがないからだ。なので1000分の1の威力と言われてもピンとこなかった。だけど能力を発動しなくても使えるのはなかなか便利そうだ。

 その後はネロに新しくスキルを獲得したと伝え、

歩いていると宿屋についた。宿屋に入ると、

「今日は私が宿代を払ってやるが、明日からは自分で払ってくれ、私もそこまで金持ちではないからな。」

そうネロがいいながら宿の受付にお金をはらった。

僕が受付に部屋の鍵をもらった後、「また明日迎えにくるからな。」と言い残したネロと別れ、部屋に入って、ベットに寝ころがった。今日は色々あって疲れていたのか、夕食も食べずにそのまま寝てしまった。


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