物語構造
銀の大地―死者に会える鏡を求めて―メタ記事第二十四回目。
物語構造についてです。
わー、パチパチパチ。
と言っても、あまりうまく説明できる自信はありません。
たぶん私は構造を考えるというより、感覚で積んでるところが大きいです。
ただ、この物語は最初の12話でかなり合う合わないが分かれるように作っています。
本当に合わない人は3話以内で離れることが多い気がします。
まず、雰囲気として重苦しさを出したくて、漢字をかなり多めに使っています。
なので、そこで疲れてしまう人もいると思います。
それはもう、しょうがないです。疲れるものは疲れる。
第一幕は、全体の中で見るとかなり王道寄りにしてあります。
毒も薄めで、読後感もそこまで悪くならないようにしていました。
なので12話まで読むと、ひとまず一つの区切りとして抜けられる形になっています。
ただ、その先から作品の本性がかなり出てきます。
重さとか、欠落とか、そういうものが前に出てきます。
地獄を見たい人向け、くらいの気持ちで書いてます。
まあ……それでも「望みを託して」のあたりで大量脱落したんですが。
ごめんね。
そこまでの地獄は求めてなかったよね。
第一幕だけ読むと、どうしてもシーナが主人公っぽく見える作りになっています。
一応、間違いではないんですが。
ただ、物語の芯としてはラガルの話でもあるので、最初の方で「これはラガルの物語でもある」と少し強めに出していました。
それでも、読者の方からすると
「この話はどこへ向かうの?」
となりやすい作品だと思います。
作品テーマについては、実はもう明言しているんですが、たぶんあまり伝わっていません。
第一幕だけではなく、全体としても思想や向かっている先が見えにくい感じはあります。
一番ややこしくて、一番危ないのは「欠落に触れる調律編」だと思います。
あそこはもう、私も理屈で整理していません。
考えているというより、感じながら書いています。
でも、自分の中では一応ずっと一本で繋がっているつもりです。
まー、わかってたけど、やっぱりあんまり語れることがない。
あとは秘密ということで。
それじゃあ今回はここまで。
次回は「魔法」についてです。
ばいばい。
毒が強かったので薄めました。




