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ミミック・ワールド ~宝箱の魔物は能力を喰らい、世界を喰らう~  作者: シンパチ
第一章 ダンジョンの王
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第十八話 ヒュドラの心臓

[レベルが上がりました]

・レベルアップ:Lv.39 ➔ Lv.43

・獲得スキル:『攻撃強化』『速度強化』『硬質化』『表皮変化 』『回復強化 』『闇魔法』『熱探知 』『毒生成』『解析 』『脱皮』『再生:(小)』『並列思考』


・成長スキル:毒耐性(大) → 毒無効


・獲得アイテム:『ヒュドラの心臓 』『ヒュドラの生き血 ×9 』『ヒュドラの牙 ×18 』『体力回復薬:特 ×5 』『九頭竜の剣 』


レベルも、スキルも、アイテムも大量だ!!


流石に強敵だっただけはあるな。


《解析》

敵の情報が分かる。戦闘時は経過時間に伴い分かる情報が増える。


これが探知持ちのスキルか……かなり便利そうたが、相手の動きを把握する出来る訳では無さそうだな。


解析と熱探知を併用することで、囮の熱源に邪魔されずこちらを補足していたのか……。


-----


それにしても……。


今手に入れたヒュドラの心臓、まだドクドク動いてるんだが……。


『ヒュドラの心臓』

驚異的な再生能力の源。毒性はない。

これを飲んだ者は強い生命力を得て、どんな病気でも治すと言われている。


強い生命力ねぇ……。


飲んでみるか?


……いや。


流石にキモいし、今はしまっておこう。


ヒュドラとの激戦をおこなった所だが、思った程の消費はない


これなら次の階層の様子見ぐらいは問題ないだろう


んじゃ、早速――


行ってみるか!新しいエリアへ



◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


S級ダンジョンヒュドラの部屋


「嘘……でしょ。」


唖然としたエレナが呟く。


ここが、ヒュドラのいるボス部屋のはず。


それなのに――


もぬけの殻だった。


「まさか……ここまで攻略されてるなんて。」


「ヒュドラの心臓は……。」


「ヒュドラを倒したパーティーを探さないと。」


私はキースへ振り返る。


「キース……目的のヒュドラは討伐されてたわ。」


「撤退しましょう。」


だが、キースは首を横に振る。


「いや、探索は続けるぞ。」


「ここを攻略したパーティーを探さないと。」


「早く戻って、ギルドで聞き込みをしたいの。」


「エレナ。」


「ここまで他のパーティーとは一度も接触してねぇ。」


「つまり、攻略した連中はさらに下の階層へ進んでるってことだ。」


「並の奴らじゃねぇ。」


「ギルドを介していない可能性も高い。」


「貴族お抱えの騎士団か、特殊ルートで雇われたSランク冒険者かもしれねぇ。」


「そんな奴らが、ヒュドラの心臓を簡単に渡すと思うか?」


「最悪……奪い取ることまで考えねぇとな。」


「で、でも……そんなこと……。」


キースはエレナを鋭く睨む。


「何でもやるんじゃなかったのか。」


「覚悟、決めろよ。」


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