31.裸が見たい!
時代は乱世です。
ドワルフ共和国だけあり得ないほど平和なだけです!
「いやー、恥ずかしいところを見られてしまったわい。先刻は怒鳴って悪かったのう」
宮殿内の部屋に場所を移したアルス達が軽く呑み食いをしているところに、ジョルジは少し気恥ずかしそうに入ってきた。
アルス達が目の前に現れたその瞬間、動揺と恥ずかしさと色々な感情が混ざり合い咄嗟に
「先に部屋に入って飲み会でもしておれい!」
と、怒鳴りつけてしまっていたのだ。
「いや、まぁ、、、いつもあんな事してるのか?」
「流石にそれは無いよな??」
シンとジェロニモが先程のジョルジの顔を思い出しながら、笑うのを堪えつつ質問する
「いやいや、今日が初めてじゃ。本当に魔が差してしまってのう。しかし、これからはたまに、、いや!なんでもないぞい!!」
今日が初めてなのは間違いなさそうだが、この様子だと今後はちょくちょく噴水風呂をするのだろう。シンとジェロニモは2人とも同時にそのことを悟り呆れた顔になる。
「まぁそりゃ水は冷たいかもだけど、露天風呂みたいなもんだもんな。そりゃ気持ち良いよな。つーか今なら水の方がサッパリするから有りかもだし」
「え〜露天風呂ってなんなのかなぁ?」
アルスが会話に混ざるとも独り言とも取れる発言をすると、リナがすかさず聞きなれない『露天風呂』という言葉に食いついた。
「外で入る風呂の事」
アルスはリナの質問にこれ以上ない程、簡潔に答える。と、同時に
「はーい!私も入りたいのだ!!」
超絶可愛い笑顔でリナが手を上げながら言い出したのだ。その瞬間、男どもの脳裏には、リナの入浴シーンが鮮明に映し出されたのだが、、
流石に宮殿内の噴水でリナが裸になるのはマズイと思ったジョルジとジェロニモが止めようとしたその時
「お、アルスの旦那の出番かな?」
と、シンが言い出し、アルスに視線が突き刺さる。
シンもリナの入浴シーンを思い浮かべたがジョルジとジェロニモと同様に流石に噴水はマズイと思った。だが、リナの裸は見たい。
何かいい策はないか、と、考えたところ。
先程の飲みの時にアルスが風呂を作り出せると言う話を思い出したのだ。
「ほほぅ」
「へ〜」
アルスにジョルジとジェロニモの視線も鋭く突き刺さる
「いや、まぁ創れるけどさ、、、」
アルスも若干3人の熱意に引き気味になりながらも、つい誤魔化す事すら忘れて答えてしまったのだ。
風呂が作れる事の凄さよりも何よりも、3人ともリナの裸が重要らしい。本当にいつの世も男とはどうしようもない生き物なのであった。
そして、冒険が進まないですね、、
テンポ悪くてごめんなさい!




