見せたくない!!
いやいや、どの世界でも男ってものはどうしようもない生物なんだなとアルスは考える。
みんな冷静に発言しているものの、リナの裸が見たいと思っているという事が容易に感じ取れるからだ。
しかし、アルスにしてみれば自分以外の男共にリナの裸を見られるのは当然面白くないのでる。
もちろん付き合っているわけではないし、アルスがリナを独占する正当な理由があるわけではない。
だがそれでも見せたくないものは見せたくないのだ。
「いやいや、とりあえず風呂とかよりも色々話があるんじゃないの??」
風呂話しから話題を逸らすために話題転換を試みる。
まぁ、実際、今は風呂より色々話があるんじゃねーのかよ!
と、思ったりもしていた。
「ふむ、、まぁそうじゃのぅ。とりあえず話を終わらせてからその露天風呂という代物を味わってみる事にするかぃのぅ」
確かに、国を預かる者としては今回の件について早急に対応を考えておく必要があるのは間違いない。
だが、リナの裸を見るというのもとても大切なのだ。
ジョルジはアルスの発言を受け入れつつも、話が終わったら風呂じゃよ?と、アルスに念を押しているとも取れる発言をする。
「ま、確かに一応呼び出しくらってんだから早く終わらせてほしーやな」
「確かに話終わってからさっぱりの方がいいな」
シンとジェロニモもジョルジと似たようなニュアンスの発言をしてくる。
つーかお前らそんなにリナの裸見たいのかよ、、
アルスは呆れながら心の中で呟いた、、
「よーし、そーと決まれば早く終わらせよー!
会議スタートなのだー!!」
自分の裸が狙われているなどかけらも思ってもいリナは元気いっぱいに会議開催を宣言したのである。
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「ではジョルジの奴に依頼するという事でいいかのぅ」
「そうさね、それが一番だろうさね」
パステノスの町ではゴードンとララがヤンスの今後について相談している。
只者ではないと思っていたが、たかが4日でヤンスが魔術ではララに並び剣術ではゴードンに並ぶとは流石に思っていなかったのである。
「しかし、今更じゃがアルスもヤンスもとんでもない化け物よのぅ」
「確かにね、、比喩でもなんでもなく世界の脅威となり得る存在さね」
「だが、危険ではあるがどうにか2人に協力してもらうしかないからのぅ」
「そうさね、、あの小僧からは彼の方の波動を感じるからねぇ。この世界に転生してきて最初に接触できたのは幸いさね」
「ほぅ、、、」
ララから持たされた驚愕の情報。
しかしゴードンは表情も変えずに短く返事をするのみであった。




