30.呆れるわ
短いですが、小刻みに投稿しないと投稿しなくなりそうなので、、
ストーリーもほぼ進まずで申し訳ありません。
「さて、ジェロニモの奴が迎えに行ってそこから歩いてくるのじゃから、、後30分てとこかいの」
『親父』ことジョルジ・フリーマンは、報告を受けたアルスなる人物に会うのを非常に楽しみにしていた。
魔力を少しも感じられないのに氷系の最強魔法と思われる魔法を使いこなし、ララの娘のリナまで託されている。
危険極まりない存在にも感じるが、ララからリナを託されているという事は、ララがアルスを認めたという事だろう。
と、なれば危険人物と思うよりは頼りになる味方だと思った方が良い。
それがジョルジの考えである。
電話やメールと言った連絡手段があれば、当然ジョルジの元にはモーガンから連絡が入っているはずであるが、この世界には遠くの者に連絡する手段は存在しない。だから、普通は誰かの紹介でやって来る者は紹介状を持って来るのが普通なのである。
アルスはそれを持っていない、、、がリナと旅をしているという事実だけで信用するには十分であった。
「さて、体でも流してサッパリして宴会に備えるとするかの」
ジョルジはアルス達が宮殿に来るには前に水浴びでもしようと思い、宮殿の中庭の噴水の前まで来ていた。
・・・噴水ってさ、風呂みたいに使っても良いんじゃないかのう。
ジョルジは、ふとそんな衝動に駆られる。
程よく酔っている、ちょっとジトジトしている、早朝の為辺りに人影もない。
普段であればこんな早朝から宮殿に来ることなどまず有り得ない。色々な条件が重なりちょっと魔が差してしまったジョルジは服を脱ぎ、噴水の水に身体を沈めるのであった。
「これは、、癖になりそうじゃのぅ」
思った以上の心地よさにジョルジは驚きを隠せない。
だがしかし、あまりゆっくりしているとアルス達を連れてジェロニモがやって来てしまう。
名残惜しいがもう暫くしたらでるかのぅ。
と、思っていると目の前の空間が一瞬歪んだかのような感覚があったので、少し飲みすぎたのかと思い目をこすり、、、気がついたら目の前にアルス、ジェロニモ、シン、リナの4人が唖然とした顔で立っていた。
「アンタは一体何をやってるんだよ」
シンとジェロニモは思わず同時に呟いたのであった。




