3.いきなりかよ
ま、万物強化も捨て難いが創造主の方が面白い事できそうだな。。そんな事を考えていると後ろから
「よ!能力は決めたかい?」
と、ちょび髭が話しかけてきた。
「あー、創造主にしようとおもってます」
「あれ?万物強化じゃないん?にぃさんそんな物知りなん??」
「にぃさんて、俺もう103才すよ?」
「あーな。魂んなると実際の死んだ歳は関係ないのよ。精神年齢もそいつが1番充実してた時ん近いし。魂だから精神年齢っつーのも可笑しいんだけどな」
言われてみれば最近でこんな言葉使いしてなかったな、確かに納得だ。しかし、こいつずいぶんフランクに話しかけてきやがるな。けどま、面接結果が出るまで暇だし暇つぶしに話し相手になってもらうとするか。
「転生て今まで何人くらいしたんすかね?」
「0人!」
「え?聖人認定ってそんな受けられないもんなんすか?」
「いや、聖人はいっぱいいたけどもな、なんかあーゆー奴らは気にくわない奴が多いから全員面接で落としてやった」
ケラケラ笑いながらちょび髭は答えた。
落としてやったって、、まるで自分が権限あるような物言いだな。いや、あるのか。面接官の中では1番偉そうだったしな。
「じゃあ俺も不合格っすかね?」
「んー、、、、お前聖人っぽくねーしな合格にしてやろーかと思ってんだよね。」
いや、決めてないのかよ。今決めるのかよ。地獄ってもっと厳格なイメージだったのに適当だなおい。
「声にでてるぞ?」
うぉう!予想外の適当さに呆れて思わず声に出してしまった。。
「、、、、」
「わははは、お前おもしれーなぁ!よし!転生させちゃる!」
「え?」
「だから面接合格だって!能力は創造主だな!おし!行ってこ〜い!!」
「ふぇ?」
「あ、そうそう。転生先の世界でしんどくても地獄は一切関知しねーから!ノークレームでよろしく!つか、そっちからもこっちからも干渉できないからクレーム付けようが無いけどな!わはははは!!」
ちょび髭の言葉を聞きながら黒い球体に身体が吸い込まれてゆく。いやいやいやいや、ちょっと待て!転生楽しそうだとは思ったけどいきなりすぎじゃないですか?
ちょび髭このやろ、、あ、だめだ、、意識が遠のい、、て、
「あ、あと1つ。お前気に入ったからそっちの世界に詳しい使い魔一緒に送ってやるよ!そいつ生意気だからもーいら、、、、、、、、」
頭の奥の方でちょび髭の声がうっすらと聞こえていた。生意気ないらない使い魔と一緒に転生って。転生ってご褒美なんじゃ無いんだ。。。
きっと血の池とか針の山みたいな地獄の新メニューなんだろうな。。とか、どうでも良いことを薄れゆく意識の中で考えていた。。。




