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よくある異世界物語  作者: うろつて
20/32

20.性能分析でヤンス

更新できました!

1話ごとのボリュームは少ないですがなんとか20話です!

読んでくれてる方、ありがとうございます!!

アルスが寝た後ヤンスは1人でコソコソ何かしている。


「親分は餞別と言っていたでヤンス!きっと何かしてくれたに違いないでヤンス」


アルスとは3.4日の付き合いでしかないがヤンスはアルスが実は優しいという事を見抜いていた。


何処からか鏡を持ち込み自身の身体に変化がないか確かめる。念の為裸にもなってみたが、これといって変化は見当たらない。


「おかしいでヤンスね〜」


鏡を見ても、動いてみても変化は感じられない。。あと考えられるのは、、、「あ、スライム形態に戻ってみるでヤンス」ここ2.3日人間の姿でいたので自分がスライムだという事を忘れていた。


「あれ?色が違うでヤンス」


スライム形態で鏡を見ると以前のようなマダラ模様ではなくなっている。金色に輝いているのだ。

半透明なのに輝く黄金色。自分で言うのもなんだがキレイである。


「地味に嬉しいでヤンス」


ヤンスはちょっと照れながら頭を掻いた。


「??」


掻いたのだ。スライム形態には手なんて無いのに。。

ひょっとしたら。

ヤンスは改めて鏡に正対し、人間形態になり腕だけスライムに戻す。。戻った、戻ったのだ。


部分擬態ができるようになっている。

先程まではそんな事出来なかったのに。。けど、嬉しいかと言われたら別にでヤンス。

まあ出来て損はしないし親分にはお礼は言うでヤンス。


「せめてこの手が武器になれば良いんヤンスが」ため息を吐きながら鏡を見ると、腕が鋭い刃物のようになっている


「????」


「いやいやいやいや、親分オイラに何したでヤンス」


驚きを通り越して楽しくなってきた。

ヤンスは新しいおもちゃを貰った子供のように、一晩中鏡の前で何ができるのか検証していた。


「オイラ、、、変装のプロでヤンス」


明け方になりヤンスは1人呟いた。

それもそのはず、部分擬態どころでは無い。

ヤンスは自分がなりたいもの全てに擬態出来るようになっているのだ。

様々な応用もできる。


自分で鏡を見ながら色々していた時に、人型で腕が剣になるのは気持ち悪い事に気がつき、なんとかならないかと試行錯誤していると解決策を見つけた。

その解決策も応用の1つである。


先ず人型になり、手の平からスライム部分を出し、それを剣にする。

めでたく剣を持ったイケメン剣士の出来上がりだ。


「けど、やっぱり親分に貰った人型が1番しっくりくるでヤンス」


ヤンスはぽつりと呟き、アルスの寝顔を眺めながら朝を待った。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「ふぁー、、、と」


「ふふふ、やっと起きたでヤンスね」


アルスが起きたと同時にヤンスがドヤ顔でアルスに話しかける。


「いや、、、もーちょいで寝るわ」


「ちょ、待つでヤンス起きるでヤンス」


何やら面倒臭そうな雰囲気を感じ取り、もう一度寝ようとしたアルスだがヤンスに阻まれた。


「なんかいい事あったか?」


仕方なくヤンスに話しかける


「ふふふ、オイラはスーパーヤンスの性能を完璧に把握したでヤンス」


するとヤンスは更にドヤって興奮気味に、そして、自慢気に答えると右手に剣を出し、そしてそれを強靭な鞭に変えたりとしながらポーズをとっていた。


スーパーヤンスってなんだよ。。

心の中でツッコミを入れつつも、アルスはヤンスが夜通し自身の変化を研究していた事に素直に感心し「ほお、スゲーじゃん」と声をかけた。


「じゃ、魔法も使えるようになった?」


そこまで言うなら魔法の1つや2つ使えるようになってるだろう。なんせ、今のヤンスは大量の魔力を体内で生成しているはずなのだから。


「冗談はやめるでヤンス。魔力がなきゃこの世界の魔法は使えないでヤンス」


「、、、え?」


「、、、、ヤンス?」


アルスとヤンスはお互いに不思議な顔で見つめ合っている。数秒後、、、


「あれ?ひょっとして魔法も使えるでヤンス?」


「うん。はずだぞ?」


ちょっと照れながら聞いてきたヤンスにアルスは笑いながら答えた。


ヤンスの身体にはアルスがリナにあげた指輪と同じ金属が入っている。世界一丈夫で魔力を増大し回復を促進させる金色の金属。オリハルコンである。


オリハルコン自身が魔力を生成しているので、装備すると魔力が装備者に流れ込み、魔力増大と回復促進をする。

ただ、オリハルコンはかなり貴重品であり滅多に手に入らない。


オリハルコンの剣などと売っていても、通常の剣にオリハルコンをほんの少し混ぜるだけなのだ、それでも剣としての性能は跳ね上がる。世界最強レベルの一振りになるのだ。

オリハルコンが1gあれば小国が1つ買えると迄言われる程だ。


そんな金属がヤンスに入っている。いや、入っていると言うのは適切では無い、その金属とヤンスの細胞を結合させたのだ。

つまり、ヤンス自信がオリハルコンである。

スライムでありオリハルコン。

粘液性の最高の硬度を誇る金属。矛盾しているような最強の材質だろう。


と、まあオリハルコン講義は置いておいて、そんな理由でヤンスはかなりの魔力を有しているはずだ。


「うん、分からないでヤンス」


ヤンスはそう言い切り、スッパリと諦めた。


「まあ、誰かに聞けば出来るだろ」


アルスは呆れ気味に言い、出かける支度を始める。

支度と言っても最初に部屋に来た時に置いた荷物をただ持つだけだが、、、


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


BARパステノスの扉を開けると、ゴードンとその弟子たち。ララと3人娘。サーシャと見た顔が全員揃っている。


「さて、昨日話した通りアルスはリナと旅に出るとして、、ヤンス。お主はどうするか決めたのかのぅ」


ゴードンがいきなり本題に入る。


「オイラは町に残るでヤンス。ルナちゃんとレナちゃんと離れないでヤンス」


ヤンスが間髪入れずに答えると、ゴードンは「ほぅ」と唸り、ルナとレナは驚きを隠せずにいる。


「おやおや、その小僧はなかなかの魔力、、、いや、なかなかどころでは無いね」


ララが不意に言った

その言葉で、そこにいる全員がヤンスを注目する


「ほぅ、、儂には感じられんのぅ」


「私にもわかりませんわ」


ゴードンとサーシャが口を揃えて言う。が、ララは言葉を続ける


「ふぅむ、、魔力が強大すぎて普通のモノには感知ができないか。。お主その魔力どうやって手に入れた?」


ララはこれ程までに強大な魔力を今まで感知できなかった事を不思議に思いヤンスに問いかけた。


「えっと、、昨日の夜親分に改造されたでヤンス」


事も無げにヤンスは答える


ララはアルスとヤンスを交互に見渡し


「予定通りリナはアルスと一緒に旅に出るがいい。そして、ヤンスと言ったかい?お主はルナとレナと一緒に住む事を認めよう。そのかわり、毎日私と魔法の訓練さね」


と言った。


「やったでヤンス」


ララの言葉にヤンスは飛び上がり喜ぶが、周りの者は誰一人展開に着いていけていない。

リナはに至っては、アルスと旅に出るなんて今初めて聞いた事なのだ。


この場にいる全員。それぞれが誰かに聞きたい事がある。


ただ一人有頂天のヤンスを除いて、、、

最後の部分で日本語が上手じゃないです。。

リナはララとアルスに聞きたい事あったり、ララはアルスに聞きたい事あったりとか、皆お互いに質問したいよ。って事です。

文章下手くそですみません、、、

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