寒くないのか?
こうして、俺たちはようやくチャーリーと合流した……。
だが……。
事態は思わぬ方向へと転がり始めた。
真冬のど真ん中……。
しかも、異常なほど寒い国で……。
短パンで学校に来るなんていう、頭のおかしなことを考えた奴がいた。
いや、考えてみてくれよ……。
そんなこと、想像できるか?
俺はチャーリーを見た。
「お前、なんでそんなに短パンにこだわってるんだ?」
チャーリーは一歩後ずさった。
「ああ、それを聞く?」
彼は頭をかいた。
「実は、その……」
「……短パンのほうが落ち着くんだよね。ほら、分かるだろ?」
いや、分かんねえよ!!
はぁ……。
俺は彼に歩み寄った。
「寒くないのか?」
「寒いよ」
「…………」
「…………」
「…………」
俺はただ踵を返し……。
校舎の中へと歩き始めた。
***
俺は廊下を歩いていた……。
まだイライラしている。
誰とも話す気になれなかった。
だが、チャーリーは諦めなかった。
「なあ、デイビッド」
「頼むから、話を聞いてくれよ」
ケイとチャーリーが俺の後ろを歩いていた。
ケイはチャーリーを見た。
「お前のせいで、こいつがこうなってるんだぞ」
チャーリーは困惑した。
「なんで?」
ケイは首を振った。
「デイビッドが外に出たがらなかったの、知ってるだろ?」
「でも、お前を探すために、わざわざ外に出なきゃならなかったんだ」
ケイはチャーリーを指さした。
「それに、なんで電話がつながらなかったんだよ?」
外であれだけの目に遭ったっていうのに……。
ケイは、俺をここまで疲れさせた原因がそれだと思ってるのか?
そのとき――。
チャーリーは、顔の前に突きつけられたケイの指をパシッと払いのけた。
「それはスマホの充電が切れてたからだよ!!」
ケイは顎に手を当てた。
「なるほどな。一晩中ゲームしてたわけか」
「はあ!? 違うって!!」
チャーリーはため息をついた。
「一晩中、この学校について徹底的に調べてたんだよ」
その言葉に、俺は反応した。
すると、チャーリーは頭をかいた。
「で、スマホを充電するのをすっかり忘れてた」
そう言って、彼は笑顔を浮かべた。
「ごめん」
俺は足を止めた……。
「チャーリー」
チャーリーが俺を見た。
「はい?」
俺は振り返った。
「全部話してくれ」
すると、チャーリーは視線を落とし……。
眼鏡を顔に押し当て……。
微笑んだ。
「もちろん」
皆さん、こんにちは。デイビッドの父、クリス・カーターです。
えっと……すみません。
こういうの、すごく恥ずかしいですね。
こういうことをするのも久しぶりで――
「いいから、さっさと読者に何か言いなさいよ!!」
「ハニー、ちょっと落ち着いて……」
「あなたがいつまでもグズグズしてるからでしょ!!!」
(まったく……どうして女って、あんなに口が早いんだ?)
「今、心の中で何を考えてるか、聞こえてるんだけど?」
「分かった、分かったよ!!」
「デイビッドは第40話でトラブルに巻き込まれたせいで、ここにはいません。
もう夜の8時を過ぎています。
あの子、大丈夫だといいんですが……」
「この先どうなるのか気になる方は、『うん……これが俺の人生だ。』の続きをお楽しみに。
作者に感想を伝えてあげてください。
そして、この物語を気に入ってくれたなら、ブックマークボタンを押して作者を応援してもらえると嬉しいです」
「それでは、また次回!!
またお会いしましょう!
……どうだったかな?」
「時間かかりすぎよ」




