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第96話 「終焉への一撃」

崩壊は止まっていない――



黒がーー世界を削り続ける。



  【セブンスピラーΩ】



その存在は――


ただそこにあるだけで終焉を呼ぶ。



だが――


  七人は立っていた。


     限界を越えた先でーー




ノクス

「はぁ……さすがにキツいわ」


肩で息をする。



エレボス

「……持って三分だな」



ゼノン

「……十分だ」


静かに前を見る。



その視線の先――


  リントが一歩…前へ出る。



キリカ

「……いよいよね」



コトハ

「……うん」



ルディ

「……終わらせる」



リントは笑う。

「おう…」



だが――


その瞬間!?


言葉が止まる…


ほんの一瞬だけ。



キリカとコトハの目が揺れるーー


気づく。


でも――


何も言わない。


ただ…笑う。



キリカ

「……行ってこい!」



コトハ

「待ってるから」



ルディ

「……任せた」



リントは背を向けたまま。


手を軽く上げる。



   「任せろ!」



前へーー

  セブンスピラーΩへ。



ゼノン

「配置につけ」



六人が動く。


リントの背後に――


弧を描くように並ぶ。



七人。


最後の陣形。



ゼノン

「……いくぞ」



全員が構える。


  空気が震える。


それぞれの力が――


  極限まで収束していく。



ノクス

「派手にいこうぜぇ♪♪」



エレボス

「……無駄はない」



コトハ

「……三秒」


目を閉じるーー


「書き換える」



ルディ

「……終わりだ」



キリカ

「全部ぶち抜く!!」



ゼノン

「――今だ」



次の瞬間――


  六つの力が


    同時に解き放たれる!!!



コトハ

「――クロノ・リライト!!」


ルディ

「――ヴォイド・エンド!!」


キリカ

「――ブラッディ・クロス!!」


ゼノン

「――クロノス・レグナト!!」


ノクス

「――アメージング・フィアー!!」


エレボス

「――メギド・ディザスター!!」



光。

闇。

破壊。

時間。

欲望。

厄災。



全てが――


  一つの点へと収束する。


     その先にいるのは――



     【リント】



全ての力を受け止める。


その身体が――


(きし)む。



だが――


止まらない。


消えない。


侵されない。



     【アルカ】



リントは拳を握る。


「……いくぞ」


深く息を吸う。


吐く。



そして――


叫ぶ。



「――アルファ(α)・フィストォォォォ!!!」



             拳が振り抜かれる。



その瞬間――


【七つの力】が一つになる。


“光の矢”となって――


セブンスピラーΩへ突き刺さる。



衝撃!!!



空間が裂けるーー

世界が歪む。



そのまま――


リントと共に。


セブンスピラーΩは――


   宇宙へと弾き飛ばされる。



一瞬でーー消える。


静寂……



残された六人ーー



キリカ

「行ったね……」



コトハ

「……うん」



ルディ

「……終わる」



ゼノンは目を閉じる。

「……あとは」


小さく呟く。


「――あいつ次第だ」






場面は変わるーーー



宇宙(そら)


青い星がーー遠くに浮かぶ。



     【リント】



その眼前ーー

     (うごめ)終焉(しゅうえん)



   【セブンスピラーΩ】



        静かに対峙する。



残り時間は後僅(わず)か…



リントは目を閉じる。


そして―

  静かに拳を握る。



      終焉へ向けてーーー

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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