7話 地域支配主(フィールドボス)
結局王都の南の森付近まで来たのだが。
「全然見つからない〜」
と早速声を上げてしまった。
(いいえ多分大丈夫わよ)
(?)
(すぐに分かるわよ)
どういうことなんだろうか?
相手から向かって来るとかは絶対に嫌だぞ。
「そう言うと思ってたよセラ、そこで私の出番だ」
「ということは何か策でも?」
「まあ見てなって」
するとイリスが持っている四聖神器を地面に突き刺した。
「ボバイン・オプタルモス」
と唱えた。スキル名それとも神器の能力だろうか。
「今のは?」
「アルデバランの固有能力の一つで生物や植物、魔法、罠といったものを壁越しでも障害物があっても半径4キロにいるのならどこでも察知できるスキルだよ。」
なにそれGPSとか位置情報がないこの世界じゃ索敵最強じゃんか。
「強くない?」
「ん〜でもね〜デメリットをいうと頭がと〜ても痛くなるの」
「というと」
「脳内に一つ一つの名前とか性質、性能、使用用途ありとあらゆる情報が一気にはいってくるのよ」
「で頭大丈夫?」
「少し痛むね。アッ 久しぶりに使ったからこの感覚懐かしい気持ちいい」
「ん、、、」
こいつやっぱりおかしいし危険だ。
今後かかわらんとこ。
(それが一番ね)
そうして能力で大体の位置を絞り込めたため。
ボスのいる場所へ向かった。
そうしてたどり着いたのだがボスの見た目が。
見た感じで言うとなんかヘビのような小型のドラゴンのような見た目にも見えるとしか言えない。
「解析鑑定!」
名前:ニーズヘッグ レベル:45
種族:ヘビ科orドラゴン科
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うへ俺のほうがレベルが低いから相手の情報がわからない。
でもわかったことが2つだけある。
1つ目は俺のレベルは12相手は45つまり33レベル差ということだ。
・・・どうあがいても俺役立たずじゃね?
そして2つ目
前世の北欧神話に出てきた魔物ということだ。
「私でも、あれと戦えるの?」
「初めて見る敵だからどうだろ〜。」
「イリスのレベルはいくつなの?」
「28だよ〜」
もっと不安になってきた。
「一撃狙って見る?」
「一撃?」
ただの攻撃じゃ刃も弾も通らなそうなんだよな。
「最初から本気でいける?」
「いける」
「よしやろう。じゃあセラからね」
そうして最大火力をいきなり叩き込むことに決めた。
最初に俺からやるようだ。
ん〜どうすればすごいのが放てるか。
そういえばカウスの能力は銃生成だがまず「銃」に当てはまる条件って何だ?
弾を放つ?トリガーを引く?違うなおそらくそれは固定概念に囚われているだけだつまりは。
「イリス準備オッケーだよ」
「わかったよ〜いつでもどうぞ〜」
「サモン。爆槍」
出来た!!
これで生成に関する条件がわかった。
刃がついていること。
or
発砲もしくは爆発が使われていることだ
要するに爆発だったらロケットランチャーってことだ。
「その槍。私のアルデバランと形とか色似すぎじゃ?それに私のアイデンティティが」
「だって槍なんて見たことないも〜ん仕方がないじゃん!!」
「で、槍ってどう投げるの?」
「あちゃーそっからだったか。真ん中よりちょっと下をもって...」
そうして数分後。
「こう敵に向かって投げればいいのね」
「そうそう。じゃあやってみて」
「ふー フン!!」
思いっきり相手に投げてみた。
「グサッツ ドッッッッカーーーーーーン!!!!!! 」
「シャーーー!!!」
「ちょ!いきなりすぎー!!」
「今だよ!!!」
「シークエン卜!!」
と言うと同時に隣にいたイリスが消えた!?
瞬きをするとイリスはもうニーズヘッグの頭上にいた。
「ドラゴンクロー!!!」
また別の技。
そしてニーズヘッグの体を抉った。
がとても浅い。
すると流石にこちらに気づいたようだ。
ビュ!と尻尾を振ってきた。
「イリス!!」
バン!と木に打ち付けられてしまった。
「う。すっごく痛い セラ私のことは気にしなくていいから」
と槍を地面に刺し立ち上がる今にも倒れそうだ。
とってもまずいことになったヤバいな。
そう思ってると突然辺りの血溜まりが発光し始めた。
「離れて!!!!」
「アクセルキック!!」
「ズバ!!」
さっきまでいたところに赤い針みたいなものがある。
もしイリスが言ってくれなかったら今頃...
考えるのはやめよう今はどうするかだ。
とりあえず発砲。
「キンツ」
跳ね返る。防御が硬すぎるな。
するとまた攻撃をしてきた。
チツ次は噛みつきか
そうして横へ回転し避けた。
それに合わせニーズヘッグは口から火を吹いた。
「やば!間に合わな...」
「プロテクト!!」
「!!イリス〜...」
「今は私のほうが先輩だからかっこいい所見せないとね。」
そうしてイリス対ニーズヘッグの戦いが始まった。
イリスへ視点が切り替わる。
仮にも遠回しに団長を後輩呼ばわりしちゃった。
でも実際今は先輩だしいいよね?カッコつけたいじゃん。
「よし!」
頬を叩く。そしてアルデバランを構える。
ーー刹那、敵の姿が消えた。
「ツ!?」
どこに行った!?と思っていたら下から振動を感じた。
「下か!」
後方へ飛び下からの攻撃を躱した。
「ビュ!!!」
もう見切った!槍を横に向けて受け流す。
ガキィィンッ!!!!
甲高い金属音が森の中に響き渡った。
火花が散り、衝突した刃と尻尾がお互いを弾き飛ばす。
「ッ!」
手が痺れる。
さっきよりも明らかに体の反応速度が上がっている気がする。
「このまま押し切る!!!」
そうして素早く突く、切る、防御を使い分けながら攻防戦をしているうちに
相手も四方八方からの尻尾による打撃が炸裂する。
迫りくる攻撃の嵐。だが一歩たりとも引けない。
多分私が退いたらどっちもお陀仏な気がする。
退いてたまるものか!!!
ガガガがガガガツ!!!
攻撃が混じり合う。
やっぱり私だけじゃ攻撃に持っていけない。
仕方がない後輩の力借りちゃいますか。
「セラやっぱり私の攻撃じゃダメそう」
「その言葉が聞きたかった」
「サモン デザート・イーグル」
「今から鱗の一部を剥がすからお願い!!」
さっきは火力に低い武器を使ってたのと時間がなかったからきかたなかっただけだ。
今回は冷静に一箇所だけを狙え。
「パンッ!パンッ!!パンッ!!!」
「イリス今だよ!!!」
「ナイスセラ!!」
「アーツ解放!!」
そしてイリスがアーツ?といった途端にイリスの体から
赤い靄みたいなのが見えている。
どこぞの界王に教わるあれだな。
「ブースト!!」おそらく流れ的に強化魔法の重ね掛けだ。
アルデバランを再度構えなおした。
「ランサースラスト!!!!」
見た感じ1点に力を集中させる突き技のようだ。
ザクッ!シャ!と槍を引き抜きグチャ〜ダバダバとニーズヘッグから血が流れている。
そしてニーズヘッグに風穴が空いた。




