9話 魔王四席(テトラ)
国王に支給された騎士団の服に着替え。
俺等は街の防衛にあたった。
国王は住民に避難指示を出した。
私たちと兵は街を巡回し異変があった時は念話を使おうと話し合った。
そうして街を巡回する。
それにしてもこの騎士団着かっけええ。
ちょっと鑑定してみよ。
ルナリアの騎士団着
B+ ヘイル大陸の魔物 スノースパイダーの魔糸で作られた布を使用。
ポールドロンや装飾などには希少価値の高い少量のミスリルと鉄の合金が使われている。
ポールドロンの裏面には自動修復の刻印が入っている。
性能:炎魔法耐性 物理耐性
今使ってる普通のアイアンプレートよりめっちゃ強い!!!
え!?何この性能!!一着パクっていこうかな?
(一応この服王国の幹部クラスじゃないと着れないのよ。それにそれこの国に数着しかないの。)
(やめときます。)
俺のせいで無い!!とか言われたら困るからな。
そうして巡回してから2時間くらい経った頃だろうか。
(こちらイリス異常なし。)
(こちらも...)
と言おうとしたが。
何だ突然地面に影が...
まさか!!!
(上だ!!!)
気づき上を見上げる。
何だあれ!?
カラスの大群がうじゃうじゃいるように見える。
(いや違うよ!!あれ一体一体ワイバーンだよ!!!)
(あれは魔王軍の飛行部隊よ)
(過去に殲滅させたのにどうして…)
(鑑定!・・ゾンビワイバーン・・・)
(ゾンビワイバーンだって!?じゃあ死靈術士がいないとアンデッドは動かせないわ)
イリスとセラは口を合わせた。
(モルテ!!)
俺はその言葉に聞き覚えがあった。
精神世界で初めてセラとあったあの日。
魔王軍艦部の説明の際モルテという名前を言っていた。
(今度こそ決着を付けてるよ。)
(とにかく急ごう!!)
そうして敵が旋回して降りてくる。
降りてくるであろう街の広場に俺らは向かった。
その道中に騎士団に念話で光る閃光魔法を広場の方に撃ってもらった。
「やっときたのねぇ〜セラ〜イリス〜待ちくたびれましたわ」
こいつがモルテか。口癖からしてあれだろ悪徳令嬢とかだろ。
でも見た目がな〜道化師みたいな魔女装束みたいな
まぁとにかく気味が悪い。
と思ってるとイリスが口を開いた。
「許さない...」
「あらあら聴こえませんこと」
「許さない!!!」
といきなりイリスは槍を振った。
軽々とプロテクトに防がれる。
「良くも私の師匠!!ワイスをやったわね!!!」
「なにをおっしゃいますの?ワイス来なさい。」
ワイバーンから一人の男が降りてきた。
「おーらよっと。」
何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で。
「何で目の前に師匠が」
「せっかくの再開に何でそんな死体を見るような眼で見られないといけないんだ?」
「だってあの時、そこの女に殺されたじゃない」
「そこの女だと...モルテ様になんて口聴いてんだよっと。」
っといきなり相手も槍でイリスに襲いかかる。
そしてイリスはバコーンと遠くに吹き飛ばされる。
それに続き男も飛んでいった。
「さて久しいわねセラ」
と語りかけて来た。
いやなんて言えばいいんだ。
「そうだね。」
相手は驚いた顔をしていた。
「まさか、貴方が会話に応じるなんてね。
あの時の飢える狂犬の様な雰囲気はどこに行ったのかしら」
「さあね。気が変わっただけよ。それで今回は何しに来たわけ?」
(結構セラに似ていると思わない?)
(正直今はあいつにイライラしてるから話しかけないでほしいけど似てるわよ結構)
「以前あなた達がこちらに攻め入ったからそれの腹いせよ。」
「そうか」
サモン デザートイーグル...そうして放つ。
「バンッ!!!」
と発砲音が鳴り響いてがすぐにカキンッ!と別の音が鳴り響いた。
「不意打ちとはね。いつの時代も人間は汚らしいですわ」
「元々そんなんで殺せるとは思ってないわよ!!」
追撃でカウスのブレード攻撃を入れたが。
「遅いわ...」
と軽々と防がれる。
「お前!!何にで防いでるんだよ!!」
そうモルテは俺の攻撃を死体を使って攻撃を防いだのだ。
「何でって見ればわかるでしょ死体よ。元々は生きていたの〜でもこうして物になったから私が再利用しているだけよ。」
こいつ!!人間を物呼ばわりしやがってどれだけ死者を愚弄するつもりなんだよ!!!
「ハァ〜もういい何も喋んな!!!次喋ったら俺はお前を殺す」
この時カエデの中で何かがプツンと切れた音がした。
「私を殺すw!!そんなの無理に決まって」
カエデはカウスをしまった。
そうして発動する。
「ブースト...アーツ解放 ..アクセルキック」
尋常じゃない速度でモルテに距離を詰める。
モルテはまたプロテクトを張った。
が。そんなものは関係ない。
結界越しに再びカウスを召喚させる。
「グアッ。」
カウスがプロテクトを貫通しモルテを貫いた。
そしてプロテクトが剥がれた。
「アンデッドでも痛みは感じるんだなツ!!」
馬乗りにして殴る。
殴る殴る殴る...
モルテは一言呟いた。
「起死回生ツ!」
嫌な予感がしたからとっさに後方へ跳んだ。
モルテが再び立ち上がる。
「よくもやってくれたわね〜来なさいそこのワイバーン」
と近くにいるワイバーンにモルテは触れた。
そしてまた呟く。
「魂魄武装」
するとワイバーンの肉体は原型から遠ざかり肉の剣と化した。
うへ気持ち悪。
「さぁ第2ラウンドよ〜せいぜいあがきなさいな〜」
そうして詰めてきた。
だからこれからは剣と剣の戦いだ。
そうして2ラウンド目が始まった。




