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俺(♀)は新しい世界でリトライ! 〜最弱TSスタートからの人生やり直し〜  作者: 夜雨
王都襲撃編

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8話 緊急招集(アセンブル) 

イリスを慰めた夜から一週間が経った。

あの後イリスから散々愚痴を吐かれて聴いているこっちが疲れてしまった。

もちろんイリスは言い疲れてふて寝してしまった。


そして今はゴブリンの里を壊滅させている。


「これで38体め!!そっちは!?」


「う〜ん大体42体ってところかな!!」


「私負けてるじゃん!!仕方がないブースト!!!」


「あー!!強化魔法なしでって言ったのそっちじゃん!!こっちもブースト!!」


そうして普通の人には出せなさそうなスピードを出しゴブリンを殲滅していく。


「ズバババババババババババババ」


と森の中は肉を切っているようなグロい音が響いている。


ボワ シュッ!と音が響いた。火球(ファイヤーボール)だ。

カエデは回転し避けた。

そうして避けた火球は他のゴブリンへ当たった。


「ゴオオオッ!!」


「うへ。当たったらどえらい眼に」


「ズバ!」


後ろから斬撃音がした。


「後ろ狙われてたよ」


「ありがと。ズバ!」


「じゃあこれでお愛顧だね」


イリスはムス〜とした顔をしている。

そう会話している間に数百体のゴブリンに囲まれてしまった。

お互い背中を合わせる。


「どうする?」


「殲滅♪殲滅♪」


「だよね~」


そう呟いた瞬間、ゴブリンたちが一斉に声を上げた。


「ギャギャギャアアアアア!!」


ゴブリンの大群が一気に押し寄せてくる。


「じゃあ背中は任せたよ」


「りょーかい!」


「仲間がやられてるのに随分と元気だね。少しは楽しませてくれるかな!!」


次の瞬間、俺達は地面を同時に蹴った。

戦場に血が滴り落ちる。

魔法が炸裂する音と重なり、辺り一帯は瞬く間に騒然となった。


「ごめん間に合わない!!」


「はいよ!!シャキン!!」


「ドスッ」


そうして声を掛け合いながら次々と掃除をしていく。

戦いは長続きした。

次第に勢いを失っていく。


そしてーー。

最後の一体が倒れ、ようやく周囲に静寂が戻った。


「ふう...終わった?」


「ボバイン・オプタルモス」


そうして地面に槍を突き刺した。


「これで終わりだね〜」


そうして俺らは武器をしまい帰路につく。


「それにしてもいいコンビネーションだったんじゃない!」


「はいはい」


そっけない返事を返して森を出ていく。



「ーー行ったか?」


「索敵に反応がないから行ったわよ」


「そうか。でどう思う彼女たち?魔王様の強敵になりうるか?」


「まあそうね。神器を持っている時点で彼女たちは勇者なのよ。それに洗練されたあの動き早めに始末したほうが良さそうね。早めにモルテ様に連絡しなさい。」


「え?俺がするの?」


「当たり前でしょ!?あの騎士団長と副団長次第で王都に攻め込むってこないだの会議で言われてたじゃないのよ。」


「やっぱり。連絡俺がするの?」


「は や く し ろ」


「はい...」



ゴブリン退治から今王都に帰ってきた。

いつも通りギルドに向かう。


「お〜い!!受付嬢さん!!」


「はい!ただいま!!」


「おかえりなさい。セラさん。イリスさん。ゴブリンの中型規模の殲滅の依頼でしたね。

金貨15枚になります」


「ありがと。」


でギルドを去ろうとすると。


「セラさんイリスさん実は国王様からの伝言が」


「あ~依頼ならパスしといて」


「違います〜至急王城へ向かってくれとのことです。」


「なんだって(二人)」


それを聴きギルドを去った。


「至急だってよ。」


「そうだね。」


「行くか」


「行っこっか」


そうして謁見の間へ向かった。


「おお〜よく来たなセラ、イリスよ」


「前置きはいいから説明して急ぎなんでしょ!?」


「そうじゃな。単刀直入に言わせてもらう。魔王軍に動きがあった。」


「ツ!?嘘でしょ..だ..って...あの..時。何で!!何で!!!!ハイビスやワイスが犠牲になったと思っているのよ!!!!!!!」


「わしだってそのぐらいわかっておる。だが魔王を倒さない限り戦は終わらないのじゃ。」


「もうすでに城塞都市クリフフォートは攻め入られている。

そして我が国に進行中だ。我が国も兵の半分を向かわせてしまっている。

それでも状況は厳しい。セラとイリスの力を借りたい頼む。」


と頭を下げられた。

セラに勇者の役目を託されたんだ果たさなくては。

それとなんだろう。とてもイライラする。

それにとても魔族に対して殺意が出てる。

これは俺の気持ちじゃないセラの気持ちだ。

仕方がない『復讐心は誰だって抱くもんな』。


(でも向こうから来てくるる絶好のチャンスでもあるんだぞ。)


(二人で倒そうぜ。な!!)


(励ましてくれてありがと。過去にとらわれるのは良くないよね。絶対倒すわよ。)


「わかりました!!その任引き受けます!!!」


「セラ!死ぬかも知れないのよ!!!」


「私は自分の命より他の人の命を奪われるのは嫌なの。

それによく分からないけど復讐しないといけない相手がいるんでしょ?なおさらいかなくちゃね」


「ツ。セラ。」


「では指示をお与えください国王様。」


「国内の防衛にあたってくれ!!」


「は!!仰せのままに!!」 「仰せのままに!!」 

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