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7・武器が揃ったぜ!



開拓は大変です。1つの開拓村を普通の村にして町にするのには百年単位でかかるでしょう。




でも私たち400年は生きるんですよね。普通の人間ですが。亜人もいらっしゃいますが、1000とか3000とか、そういう単位の亜人もいらっしゃるそうです。


私の生まれたアースノア国は、人間の国なためにまだ亜人を見たことはないですね…


ま、400年いきられる人は少ないですけどね、病気や怪我、ちょっとした弾みの事故で死んじゃう人も多いですからね。


それで、モンスター疾患持ちもそれくらい生きるんですよね。400年国のお世話になるってばあいもありうるんですよ、まあまあ人権はありますので。それでー、負担になるからっていうわけじゃないんですけどね、400年これは辛いだろうって表向きで、尊死、いわゆる安楽死制度が人権として組み込まれているんですよ。本人の強い希望もしくは周辺の完全な意思によって、ですけども。まあ、負担、ですからね…


なんでこういう話をしたかっていうと、先日今年も凶暴なモンスターがいて制圧するのは無謀な島の制圧を目的とした制圧作戦が行われたという情報が来たからなんですよ。勿論全滅。

表向きは志願制、制圧したら志願者には大きい土地と一生涯の軍人年金が貰えるという。実際は半強制の社会負担が重い人の一掃だといわれていますしそう思います。たまに成功するのがいやらしいです、反対反論を封じ込めるので。


寿命が長けりゃいいってもんでもないんです。





さって、気を取り直して開拓です。本日は鍛冶屋さんのお手伝いです。鍬やノコギリの修理ですね。包丁の研ぎ直しとかも。

基本的には都会なら魔道炉や魔道鍛造機魔道研ぎ器でばかすかやって修理しますが、ここにはそういうものはなく。昔ながらの木炭鍛冶炉か私みたいな魔法使いが熱を出して治していきます。優秀生徒だった私のチェックポイントですが、火じゃなくて熱を出すのがポイントです。空間を熱するんです、簡単でしょう?


今回は風を送って木炭を強く熱するお手伝いですね。


「ふおおおおおあーつーいーー」


「熱遮断しなよ…」


「これも訓練ですーーーーふおおおおおおおお」


―もしかして―


―うちのこって―


―ばか?―


―やだもーー―


訓練ぢゃあああああ


次はノコギリの歯を研ぐお仕事。硬くて研げる砥石を作り出して、サイコキネシス、念力で歯の一つ一つを仕上げていきます。7人でやりたいですが、集中する訓練になりますので…




「リンカちゃん、リンカちゃん!3時間ぶっ通しはさすがに危ないよ、休もう。」


「あ、はい。」



ま、こんな感じで呼ばれた所にヘルプに行ってついでに訓練をし、なるべくマナを使わずに身体を鍛えるという日々を過ごしておりました。なめし工場は臭かったなー。縫製は手縫いを頑張りました、ボタンくらい自分で取り付けられる方が良いじゃないですか。結果は手が穴だらけになりました。ミシンは絶好調だったけどね。何かを操るのが上手いのかなー



そんな日々を送っていたある日のこと


そう、休暇です。ランチャーの修理です。失敗したくない。まずグリップ部分の故障してそうなところをよく見て、そして魔力結晶のかけらを……かけらが触った途端吸い込まれて、少し直ったように見える。燃料も…おお、吸っていく。何本か買ってあるから注いでいこう


3本目を吸っている途中で吸わなくなりました。直ったかな?グリップに装填。あ、文字が基部の上空に投影された。対重装甲物ランチャーは破損、グレネードは修理完了、だって。ええと、この後どうしよう。セレクターあるっていってたよね。どこだろう?握るといいのかな、前見たく吸われるとまずいな…小島あったっけかなー、船で行ける場所にあったね。船借りてそこで3つ全部試射だ。


ひなたぼっこと攻撃の特殊訓練をしたいといってお船を借りて、その小島へ。よかった、モンスターもなにもいない。木が数本。一番長い所でも100mないかな、ここは。


じゃあまず、まだ撃ったことのないランチャーだね。握って…おお、以前の砲撃みたく目に色々と書き出されてる。これ見ようとすると視線も動くから追うのが難しい……



慣れてきた。えーと、現在50mmグレネードモードまでOK、魔素からの試算6発、使用可能な弾種は、

榴弾(時限もしくは信管による空中炸裂可能)、成型炸薬、散弾、スラッグ、煙幕、催涙、地点マーキング、照明。

多い。撃ち切れない。選択は?どうやるの?あ、チュートリアルがある。…どうやって決定?チュートリアルおん!うおうおうおうお始まった


えーと、要約すると、握る・弾薬を頭の中で選択して決定・目に弾道が出るのでそれを参考にして握りきって発射。だそうです。


榴弾直撃で島破壊とかしたら怖いから空中炸裂と散弾、煙幕をやってみよう。まず空中炸裂。10秒後にして…遠く高くに目標を合わせて…発射!うお、基部から魔法の筒か何かが形成されて、弾が飛んでいったよ。これ凄い魔素が減る。んでんで、2…1…BABOOOM!!うわあああなんぞこれえええ。み、見えてないよね村から。爆風も凄いしマジック破片も凄い数が散らばったよ。これはすごい破壊兵器だ。マナ利かないだろうし使用は難しいかな。

次は散弾。これは予想がつく。え、弾の細かさをえらべ?え?6番以下が装甲が厚いもしくはシールドが分厚いモンスターや人向け、7番以上が装甲が普通程度向けだそうで。じゃあ8番くらい?装填、発射!BAM!!……余裕で分厚いモンスターも死なないかな、散弾使いの魔法さんはいるけど、それの3倍以上は数が出たし一粒も大きかったよ。

最後、煙幕。想像がついてきたから可能な限り遠くに撃とうっと。発射。おおー煙幕だ、……煙がここまできーたー。風で消し飛ばそう、それーそれーそおおれえーーーーー。消えない。魔法の煙幕か、そりゃそうだよね。


魔素が回復したらピストルとPDWの調整。ピストルはすぐ抜けるから即座に引き抜いて大きい弾を単発や3回発射モードで撃つか自動で5秒もの凄い勢いで乱射して、状況を切り抜ける感じの武器だと思いました。自動は5秒ちょっと持つように調整されるようです。後銃弾も結構ぶれます。

PDWはもう少し距離の離れた敵を攻撃する兵器ですね。短いモードでも弾ブレが少ないですし、長くしてしっかり抱えるととても素直に弾が飛んでいきます。反動があるわけではないんですけどね。魔法弾を撃ってるのになんで反動がないんだろ?600/分で5歳児だと6秒くらいしか持たないですね。2歳児にしよう…


ピストルは小3点射、PDWは600/分で2歳児にしました。使うかわかりませんけど、PDWでなぎ払って、とっさの時は強いピストルで仕留めるという感じです。ランチャーは…空中のモンスターがいれば散弾で…戦争とかじゃないと使えない気がします。


とにかくあり得ない強さなので、しっかりと管理しようと思いました。こうなると救急セットとかも凄いんだろうなあ…補充利くらしいし…


ひとしきりやって戻ってきた後はランニングをしました。振動は身体の成長を促すんだっ


走るで思い出しましたが、私の服は麻の上下に普通のスニーカー、そしてベルトポーチ群です。このベルトだけは常に身につけておかないといけませんからね。機密の全てが入ってます。そう、入ったんです。ヒップポーチが空間拡張されていてみんな入りました。もうこれ全体が機密です。なんかあんまり重くないし身につけられる。麻の上下は袖口を紐で締められるようになっており、身体の内部に土埃が入らないようになってます。林業は切りくずが靴に入るので靴もくるぶしからヒールぎりぎり部分まで覆ってしまいます。


服装ですが、ここは綿花の栽培が現在のメイン事業なのですが自分たちに回してしまうと売れる物がなくなってしまうので、すぐ増えて気軽に取れるリネンっぽいやつがメイン素材です。麻の色は染料染め。


化学繊維は、石油石炭が浮遊島という特質上なかなか取れないので高級品ですね。ここには来ないでしょう。魔力結晶を繊維にする魔道繊維の研究というのを、学生時代に聞いたことはあります。これもここには来ないでしょう。都会の話は飽きました。私は400年ここでいいです。安息の場所を見つけたんです。



「へぇ、へぇ、へぇ…どうですかルビーネさん、これで身長伸びましたでしょうか。」


「まだ私の胸にいくかどうかかしら。ここじゃ栄養足りないかもね…」


「いえ、栄養は足りてますっ。やはり振動、運動が足りないのかな。」


―むだな―


―あがき―


―TRPG的には1D100を3回振って3回とも100を出してもGMに禁止されるような行為ではないでしょうか。―


くそぉ、私が褒められればみんなも褒められるんだぞう、いいことじゃないか。


「俺お姉ちゃんが来てから今日までの間に背を追い抜いちゃったよ!」


「ぐぬぬー!背が小さくなる魔法をかけてやるー!まてぇぃ!!」


ズドドドドド




こういう穏やかな日々が続いていました。これでめでたし、めでたし。にならないかな?だめですか?





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